
出馬表明する日裏町長
17日に再開した印南町9月定例議会で日裏勝己町長(68)=2期目=が来年2月23日の任期満了に伴い執行される町長選に出馬を表明した。日裏町長は出馬の意志を問う玉置克彦議員の一般質問への答弁で「『希望の持てる町にしたい』『印南町をもっと元気にしていきたい』このような思いで全身全霊で取り組んできたが、今、その思いはさらに強いものとなっている」と次期町長選出馬への決意を述べた。
玉置議員は「住民目線に立った強靱で安全・安心なまちづくり」を柱として、ハード、ソフト両面で各種事業に精力的に取り組み、町行政を推進していると日裏町政を評価し、各種団体や自治区から出馬要請が来ている現状を上げ「残り任期も6カ月を切った中、次期町長選に出馬される気持ちはないか」と出馬の意志を聞いた。
これに対し、日裏町長は「出馬要請については大変ありがたく、心強い限りです。就任から7年半が過ぎたが『強靱で安全・安心なまちづくり』を中心に『実感できる5つのまちづくり』を町民の皆様とともに協働・協創の取り組みを推進してきた。印南町を『希望の持てる町にしたい』『もっと元気にしていきたい』『印南町の創生を町民みんなで実現していきたい』このような思いを強くし全身全霊で取り組んできたが、今、その思いはさらに強いものとなっている」とし「次期町長選に立候補し、町民に信を問う覚悟を固めた」と正式に出馬を表明した。
日裏町長は平成24年1月29日に行われた町長選で現職を大差で破り初当選。28年2月7日の町長選では新人を退け再選を果たした。
次期町長選まで半年を切った中で対抗馬の動きは現時点でなく、無投票決着の可能性もあるが、日裏町長が正式に出馬表明したことで今後、前回新人を推したグループが対抗馬擁立に向けた動きも出てくる可能性もある。
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