御坊リサイクルセンター第2期処分場の造成工事完了 〈2025年8月17日〉

造成工事が完了した第2期最終処分場


 大栄環境(株)=金子文雄代表取締役社長、大阪府和泉市=が御坊リサイクルセンター(管理型最終処分場・中間処理施設)=御坊市塩屋町南塩屋=で建設していた第2期管理型最終処分場の造成工事が完了し、10月から操業を始める予定。埋め立て容量は137万5856立方メートルあり、県下最大の既設最終処分場と同規模。埋め立て期間は約10年間を予定。操業開始に伴い既設最終処分場は今秋、埋め立てを終える見込み。
 御坊リサイクルセンターは、森岡区が地元雇用対策や区有地の有効活用を目的に誘致し、御坊総合運動公園東側の農免道路を挟んだ区有地等に約50億円かけて管理型最終処分場(民間は県下唯一)と中間処理施設を建設。平成25年3月に県が設置許可を出し、26年秋から建設工事を行い、28年末に完成、29年3月から稼動している。
 既設最終処分場の埋め立て容量は144万2445立方メートル。当初は15年程度で満杯になる計画だったが、京奈和道路関連工事に伴う産廃土、災害廃棄物の搬入等が続いたこともあり、稼働から5年で約80%(現在は約98%)が埋まったことから既設最終処分場や中間処理施設に隣接する区有地等に第2期最終処分場の建設を進めてきた。
 第2期最終処分場の埋め立て容量は137万5856立方メートル。令和4年12月に県の設置許可が下り、5年2月末に着工。6月から本格的な造成工事を始め、2年余り経過した現在の進捗率は95%。最終処分場の造成工事は今月初旬に終わり、処分場の底や法面への遮水シート設置も完了。遮水シートは浸出水の地下浸透を防ぐもので最新の漏水検知システムを設置した。
 現在は防災調整池や水処理施設等の設備工事が仕上げの段階に入っており、今月末までにすべての工事が完了する。その後、県による使用前検査など必要な手続きを経て10月からの操業開始を予定している。これにあわせて既設最終処分場は今秋、埋め立てを終える見込みで、その後の土地利用は地元の意見を聞きながら公園やスポーツエリアなどを検討している。
 中間処理施設は廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、がれき類など10品目を搬入し、減量化などリサイクルしやすい状態に処理して再資源化しており、現在は日量50~60トンを選別し、リサイクル率は約30%。従業員41人のうち、地元雇用は28人(御坊市内18人、日高郡内10人)と貢献している。


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