ミニバスケ 御坊BBCJr男子が県冬季大会制覇 〈2024年12月27日〉


全国大会出場を決めた御坊BBCJr


 小学生の第51回マクドナルド県冬季ミニバスケットボール大会の決勝が、紀の川市民体育館で行われ、男子の部で御坊BBCjrが紀伊(和歌山市)を60―39で下し優勝。男女合わせて令和元年以来5回目の全国大会(来年3月28、29日、東京代々木体育館)出場を決めた。御坊は持ち前の高さとスピードで他を圧倒。決勝では前年大敗を喫した屈指の強豪に雪辱を果たし、創部20周年の節目に夢舞台切符を手にした。
 男女各18チームがトーナメントで3日間の熱戦を展開。最終日は準決勝、決勝、3位決定戦を行った。優勝が全国大会、2~4位が近畿大会(来年3月1、2日、兵庫県)に出場する。
 御坊男子は初戦の2回戦でKIBI―jr(有田)を56―23で下すと、準々決勝は田辺(西牟婁)に94―19で圧勝。準決勝はSUNRISE(和歌山市)を64―40で退けた。決勝は、夏の西日本大会6位の全国屈指の強豪、紀伊。第1Qこそ14―17でリードを許したが、第2Qを15―12で29―29の同点で折り返すと、後半はエンジン全開。第3Qを14―4で一気に突き放し、最終第4Qも17―6で相手につけ入るスキを与えず、60―39で快勝、金メダルを手にした。
 全試合で最高168センチを含む160センチ台3人、150センチ後半2人を中心に高さで圧倒。この1年で磨き上げたスピードでも寄せ付けず、攻守で制圧した。特に決勝の紀伊は昨年一桁得点しか奪えず、60点差以上の大敗を喫した強敵。夏の大会で敗れたが、著しいレベルアップで19点差まで迫り、大一番の今大会は逆に21点差をつけ圧勝した。
 狩谷勝コーチは「もともと高さが武器で楽しみにしていたチーム。1年間の走り込みで課題だったスピードが備わり、目指していたチームの姿になった。創部20周年での全国大会出場をとてもうれしく思います。ミスのないチームに仕上げて、持ち前の高さとスピードを武器にすべての試合を勝ちたい」と話した。
【御坊BBCjr男子】コーチ=狩谷勝▼Aコーチ=芝崎良樹▼マネージャー=向井貴典▼その他=坂下亜由未▼選手=山本士桜、片桐伶、土井愛絆、木本久温、岡山泰誠、坂下颯真、川崎蒼士、祝部颯太、上野至、前田陽心、坂下仁哉、水流蒼天、松村夏希、宮路類、元中瑛翔、楠本健人、木下彩生、笹野陽翔、大廣奏斗。


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