
中学生部門で最優秀賞を獲得した中津さんの作品
「北山川観光筏下り」
県と県河川協会主催の第24回きのくに川の日2022絵画コンクールの入賞者が発表され、北山村の観光筏下りを力強く描いた日高中2年の中津凛香さんが中学生部門で最優秀賞を受賞した。日高地方からは小学生の各学年部門で合わせて入選3人、佳作7人が選ばれており、入選作品以上の県内巡回展は27日から4会場で開く。
川を美しくする心を持ってもらおうと毎年小中学生を対象に実施。「和歌山の川へおいでよ」をテーマに「和歌山にはたくさんの川が流れています。あなたがお友達を連れていきたいのは、どんな川ですか?」の問いかけに、県内小中学校163校から1594点の応募があり、小学生低学年、中学年、高学年、中学生の4部門で最優秀、優秀、入選、佳作を選んだ。
中津さんは小学2年生から示現会正会員、阪本由捷さん=御坊市藤田町吉田=の絵画教室に通っており、今コンクールへは夏休み中の1カ月間かけて制作。最優秀賞に選ばれた筏下りを描いた作品は「激しい渓流と岩の描写、こまやかな人物表現の卓越した描写力に驚きました。ライフジャケットのオレンジ色が水しぶきに映え、人物の表情がみる者を楽しませてくれます」と高く評価。
中津さんは「動きのある迫力ある筏下りを表現するのが難しく、水しぶきの白色を普通の絵の具とポスターカラーを使い分けたり、細かく変える工夫をしました。風景画を描くことが好きで、その作品で最優秀に選ばれたことが、さらに嬉しかった」と話した。
管内の入選、佳作は次の皆さん。
【入選】竹中琴音(由良小1年)林絢斗(清流小2年)栗原希羽(和佐小4年)。
【佳作】深瀨幸咲(和田小2年)前田海(和佐小2年)岡山琴美(川辺西小2年)栗原夢希(和佐小4年)川口心愛(志賀小3年)中村柚希(松原小6年)山中礼夢(日高中2年)。
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