キックボクシング入田和樹選手、大阪で2度目の防衛戦 〈2021年7月16日〉


防衛戦を前に垣内代表を相手にミット打ちで
追い込み練習を行う入田選手


 キックボクシング・ヘビー級王者、総合格闘技TEAM日高(垣内義秀代表)の入田和樹選手(35)=日高川町入野=が22日、大阪なみはやドームサブアリーナで開催の「日本骨髄バンクチャリティCHAKURIKI11負けるもんかin浪速導夢」で2度目の防衛戦に挑む。1週間後に名物ファイターの庵谷“出美流漫”鷹志選手を迎え撃つ入田選手は「1ラウンドで倒したい」と、3戦連続1RKOでチャンピオンベルトを持ち帰ると誓った。

 入田選手は2018年6月、福岡県で行われた国際チャクリキ協会主催「ドリームゲート9」で初のタイトルマッチに挑み、1ラウンドKO勝ちで日高初のヘビー級王者に。翌年12月には同主催「ドリームゲート10」で初防衛戦に挑み、再び1ラウンドで3度のダウンを奪う圧巻のKO劇で初防衛に成功した。昨年5月には元K-1JPGP王者の天田ヒロミとの対戦が決まっていたが、コロナ禍で出場を辞退。約1年半ぶりの実戦となる2度目の防衛戦が決まった。 
 舞台は、過去のチャクリキでは最大規模の会場となる最大2000人収容の大阪なみはやドーム・サブアリーナで、公益財団法人日本骨髄バンクチャリティマッチとして行われる「CHAKURIKI11負けるもんかin浪速導夢」。メインのタイトルマッチとして、セミファイナル前第8試合で行われるキックマッチDREAMGATEヘビー級選手権試合3分3R(延長1R)に登場。「リアル・ロッキー」を異名を持つ庵谷“出美流漫”鷹志選手(Exciting Break)の挑戦を受ける。
 初防衛から1年半ぶりの実戦となるが、対戦相手が決まって以来、ここまで二人三脚で歩んできた垣内代表とともに毎週3~4日の練習を続けてきた。走り込みや3分間のミット打ちを重ね、技術よりもスタミナ強化に重点を置き、スパーリングで実戦感覚を養いながら最後の1週間に追い込みをかける。垣内代表は「相手は経験豊富なベテランで、KO勝ちの多い選手だが、カウンターなどの一発だけを気を付ければ入田は負けない」と期待を寄せ、入田選手は「1年半ぶりの実戦も問題なく、調子はいい。大舞台で最高の戦いを見せたい。1ラウンドKO勝ちでベルトを持ち帰ります」と防衛を誓った。


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