
三浦市長から感謝状を受ける木村隊長
御坊市暴力追放・生活安全推進協議会(会長・三浦源吾市長)は25日、市役所で令和4年度総会を開き、冒頭で平成14年8月に発足以降20年間にわたり地域の防犯活動に取り組んでいる北塩屋区自主防犯パトロール隊(木村三樹夫隊長、会員約40人)の功績をたたえ、三浦市長から市長感謝状が贈られた。
当時、区内では空き巣や自販機荒らし、車上狙いなど犯罪が多発しており、それを危ぐした木村隊長の呼びかけで市内第1号の自主防犯パトロール隊が発足。「地域の安全は自分たちの力で」を合言葉に毎週深夜に区内のパトロールを続け、年間約50回、20年間で約1000回のパトロールを行っている。
地域で協力し、地道なパトロール活動を続けたことで現在、同区で犯罪はほぼ発生していない。平成23年に全国防犯協会連合会防犯功労表彰、25年に市長感謝状(10年表彰)を受賞している。
木村隊長は「身に余る光栄です。多くの区民、隊員の皆さんが地道な活動を続けてこられたおかげ。これからも地道な活動を続け、犯罪のないまちにしていきたい」と話した。
犯罪率県下ワースト1から脱却
総会で安全確保へ連携強化確認
総会では、事業計画や予算等を承認。令和3年の市内犯罪情勢は刑法犯認知件数が89件、街頭犯罪が39件で、前年よりそれぞれ49件、21件の大幅減。罪種は器物損壊が14件(前年比3件増)と最も多く、次いで暴行12件(5件増)車上狙い4件(16件減)と続く。
前年まで2年連続ワースト1位だった県下市町村犯罪率は6位に下がり、ワースト1位の汚名を返上。三浦市長は「ワースト1位から抜け出せたのは良かったが、まだ6位と高いので市民の安全確保に向け、今後も地域、関係機関とより一層、連携を強化していきたい」と話した。
特殊詐欺の被害は県内認知件数が59件(27件増)で被害総額は約9065万円(約67187万円減)。被害者の8割以上が60歳以上、約7割が女性。市内での被害認知はなかったが、日高、由良、美浜町でそれぞれ1件発生。
協議会は「犯罪のない安心して暮らせるまちにするため、警察・行政・市民が三位一体で組織的な暴力はもとより小さな暴力、犯罪の未然防止、交通事故防止を推進する」とし、暴力追放、環境浄化、特殊詐欺・犯罪等の被害防止、少年非行防止、自主防犯パトロール隊の支援、交通事故防止、子ども見守りネットワーク参加など取り組む。
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