御坊市議保守系有志議員が6月議会に定数2削減案提案へ 〈2026年5月14日〉

勉強会で署名活動開始を決めた保守系有志5人


 御坊市議の保守系有志議員5人が立ち上げた議員定数(現行14人)見直し勉強会の第3回勉強会が13日に開かれ、同日から定数2削減を求める署名活動を始めることを決めた。当初考えていた9月ではなく、6月定例議会に2削減の条例改正案を議員提案することも申し合わせた。有志5人以外の保守系議員7人から1削減案、段階的な2削減案の声もあり、まずは6月議会の行方が注目される。
 勉強会は定数削減に賛成の意向を示している山田勝人、村上宗隆、松本隆史、天倉勝也、小澤俊和各議員が立ち上げた。削減に反対の議員も含め全議員への参加を呼びかけたが、過去2回の勉強会に参加したのは共産党議員2人のみ。前回の勉強会で「署名活動を5月から始め、市民運動に広げたい」との方向性が示されたため、今回、共産党議員は参加しなかった。
 署名活動は定数2削減を求め、13日から市内在住有権者を対象に開始。「人口減少が進み、市民から『議員活動が見えにくい』などの声も上がっており、議会の質と責任のあり方が問われている。議員自らが責任を明確にし、市民に『身を切る改革』を示す必要がある」とし(1)議員一人ひとりの責任と役割の明確化(2)議会運営の効率化と機動力の向上(3)将来の制度変更(市町村合併等)への柔軟な対応――を趣旨に掲げた。
 当面1000人を目標に取り組み、12月定例議会まで続ける。500人程度集まった段階で市議会議長への提出も検討している。署名活動と並行し、9月を考えていた2削減の条例改正案を6月定例議会に前倒して議員提案することも申し合わせた。6月議会で否決されても9月議会、12月議会と提案を続ける考え。
 一方、有志5人以外の保守系議員7人からは「2削減ではなく1削減」や「段階的に次の選挙は1削減、その次の選挙で1削減」の意見が出ている。現状では2削減、1削減、段階的な2削減、現状維持の4パターンが考えられ、まずは6月定例議会の行方が注目される。定数削減をめぐっては令和4年12月議会、平成30年12月議会で2削減案が議員提案されたが、ともに反対多数で否決された。


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