日高広域観光協が体験型観光プログラムづくり 〈2026年5月3日〉


学びと心の交流がある体験プログラムづくり
(写真は漁船クルーズ、魚さばき体験)


 日高広域観光振興協議会が、これまで活用されていない地域資源や既存資源を活用し、日高地域に観光客を呼び込み、関係・交流人口の増加、地域活性化につなげようと、有料の体験プログラムづくりに取り組んでいる。昨年度、専門家の支援を受け、学びと交流を通じて地域の魅力にふれられる33種類のメニュー候補をつくり、今年度はそれらを磨き上げ、近畿圏のファミリー層などに「体験型観光のまち」を売り出す。
 和歌山県出身で観光庁の「観光カリスマ」に選定されるなど活躍している刀根浩志・観光ビジネス総研(株)代表取締役の支援を受けて管内7市町を回り、民間事業者や団体、個人と意見交換しながら地域資源の掘り起こしを行い「川、森、農、海、郷(里)の学校」をテーマに、日高地方ならではの「学びと心の交流がある体験」をコンセプトにした33種類のメニュー候補をつくった。
 日高川町は、アユ釣りや手長エビすくい、うなぎ漁の川猟師体験、緑育・森林体験、紀州備長炭体験、里のごちそう探しと調理体験など▼由良町は、おいしい太平洋の魚料理と味覚体験、漁業体験、漁船クルーズ体験、ビーチクリーン&タイドプール観察、魚さばき体験など。
 日高町は、マリンスポーツ体験、HIDAKAベロツーリング、西山でツーリング&天空のランチ、ビーチクリーン、黒竹を使ったクラフト体験▼印南町は、真妻の実生ワサビの畑再生、真妻ワサビづくりの作業、紀州南高梅の作業体験、農と食の体験プログラム、お祭りのお手伝い。
 御坊市・美浜町は、海辺のリッチな別荘貸し切り体験▼みなべ町は、世界農業遺産みなべ・田辺の梅システムを学ぶ、飲む世界遺産・みなべ梅酒テイスティングと梅のワークショップ、梅農家で本格的な有機農業研修、みなべの梅と歴史文化について学ぶなど。
 メニューはいずれも受け入れる民間事業者、団体、個人があり、今年度はメニューのブラッシュアップを図り、体験料金等も検討しながら実現可能かなど精査し、実際に売り出していくプログラムを決める。造成したプログラムはSNSやウェブサイトを活用し、近畿圏のファミリー層などに情報発信し、認知度アップを図っていく。日高振興局地域づくり課は「『体験型観光のまち』としての日高地域のブランド化をめざしたい。関わっていただける個人や事業者も増やしていきたい」としている。


 その他の主なニュース

御坊市観光協会 今年も日高港塩屋緑地「Sioトープ」にこいのぼり

県ジュニア柔道体重別選手権で日高勢7人が近畿出場決める

印南町ふるさと歴史文化研究室が昭和の暮らしや遊び描いた絵本を発行

メーデーの1日、御坊市で日高地区労などが参加する集会に約100人参加