日高川町議選 最後の訴え、涙を飲む3人は? 〈2026年4月18日〉

 19日に投開票の日高川町議選(定数12)は、18日が選挙運動の最終日。定数3人超過の現職9人と新人6人による選挙戦で涙を飲む3人は誰か。新人の乱立と、有権者数が12年前より約1300人減少で最低当選ラインが250~300票と予想される中、現職と新人の4~5人が当落線上を争っているとみられる。トップ争いは現職と新人の数人が繰り広げそうだ。
 西川富雄候補は、大票田の和佐が地盤で、前回選挙でトップ当選した現職引退票に加え、堅実な訴えで着実に支持を積み上げ、安定した戦い。新人の森岡富二候補も前評判が高く、出身の寒川を中心に美山地区全域で支持を受け、序盤から優勢を保ち、ともにトップ争いまでありそうな勢い。
 現職では、山本芳徳候補は前回無投票当選だったが、初の選挙戦も若さと行動力を武器に安定した戦い。町長と同じ江川で地盤は強固で、上滑りがなければ前記の新人2人との上位争いに加わりそう。熊谷重美候補は前回703票で2位当選。地元山野の支持は厚く、強固な支持者も多く、前回同様に上位をうかがう。
 新人の薮井貴史候補は、大票田の土生地区を固めながら新しい視点の訴えで支持拡大で当選圏内確保か。同じく大票田の小熊の現職・伊奈禎胤候補は、前回664票で当選。同地区の新人出馬の影響もあるが、大票田の支援をバックにこちらも安全圏を確保しそう。
 選挙戦の注目の一つが共産党の2議席維持。原孝文候補は、前回657票で当選。議員歴40年以上のベテランで、中津で共産党以外からも支持を集める。一方、美山の山本喜平候補も前回631票。両者ともに共産支持票以外の支援を集められれば、今回も共産2議席を死守できるか。
 龍田安廣候補は、前回526票で当選。支持者離れもみられるが、中津で唯一の保守系議員として安全圏を確保か。現職の入口誠候補は、前回662票で上位当選したが、支持者が重なる美山の新人出馬の影響もあり逆風も、前回以上の行動力で票の確保を狙う。
 現職の堀江才二候補は、前回466票で当選したが、前回よりも苦戦で、終盤に向けて巻き返せるか。新人の長岡正博候補は、現職がいる小熊からの出馬で、町全域での掘り起こしで当選圏内に滑り込めるかどうか。現職の堀辰雄候補は、前回367票の下位当選。さらに地元土生や出身地美山から新人出馬で厳しく、前回票を維持できるかどうか。新人の尾上武繁候補と玉置渡候補は、知名度の低さと支持基盤が弱く序盤から苦戦を強いられている。


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