支持拡大を図る候補者
19日投開票が行われる日高川町議(定数12)は、17日から後半戦に突入。川辺地区が3地区の中で混戦の様相を呈する一方、美山、中津両地区では選挙人名簿登録者数が両地区あわせて前回の選挙が行われた12年前から約1000人も大幅に減少した中で、各陣営が地元を固めて他地域に支持拡大を狙う。県下町村では2町しかない共産党2人が議席を保ち続けており、2議席確保を確保するかどうかも1つの焦点になりそうだ。
両地区の選挙人名簿登録者数は、合わせても川辺地区より半分以下の2399人。中津地区は1335人に対して候補者が2人、美山地区は3地区で最も少ない1064人を3人分け合う構図となっており、数字的には中津地区の共産、保守のベテラン2人が地元を固めて安全圏を狙う。両者とも長年の議員活動を通じて一定の支持基盤を築いているが、保守現職は一部で支持離れがあるという見方もある。中盤以降も支持層の引き締めを図りながら、選挙戦を進めている。
一方、美山地区は共産党の現職1人に対し、新人2人が挑む構図となっている。組織票で強みを持つ初湯川の共産現職に対し、川原河の新人は、現職の引退票と地域での浸透を背景に支持を広げて上位に食い込む勢い。初湯川の新人は知名度不足もあって支持の広がりにやや欠け、現時点では出遅れ気味の戦いで当落線上に滑り込めるかどうか。
両地区に共通するのは、有権者数の大幅な減少で、川辺地区と異なり、転入者なども少ない。これまでの個々の候補者の浸透力や日常的なつながりが結果に直結しやすく、1票の重みは大きい。地域内の細かな支持の積み重ねが勝敗を分けそう。票数的には地元以外からの票の積み重ねが必要で、他地区への働きかけや現職支持層への切り込みも視野に入れた戦いとなっており、終盤にかけて支持の動きが活発化しそう。
期日前投票 15日は役場本庁267人、中津支所77人、美山支所62人で合計406人が投票した。
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