御坊市ファミサポセンター、新たに印南が参画し1市5町体制 〈2026年4月5日〉

子育て世代から好評のファミサポセンター


 御坊市が御坊小学校北校舎に開設している市ファミリー・サポート・センターの令和7年度実績がまとまった。御坊市だけでなく日高川町、日高町、由良町、美浜町が事業参画して広域的に実施し、8年度から新たに印南町が加わり、1市5町体制になった。会員数は当初目標の600人を超えたが、スタッフ会員が手薄なため、養成講座や広報等で増強を図り、サポート体制の充実を図っていく。
 子育てをサポートしてほしい人(利用会員)に、支援できる人(スタッフ会員)を紹介する事業で平成29年10月に紀中地域で初めて開設し、NPO法人Com子育て環境デザインルーム=白浜町、松本千賀子理事長=が運営。開設当初は御坊市だけだったが、30年4月から日高川町、7月から日高町、令和4年4月から由良町、5年7月から美浜町が参画。8年度から新たに印南町が加わり、田辺圏域で実施中のみなべ町を除く管内全町が参画した。
 会員数は平成29年度119人、30年度276人、令和元年度393人、2年度439人、3年度506人、4年度589人、5年度637人と着実に増え、開設以来の目標だった600人を超えた。6年度677人、7年度735人とさらに伸ばした。当面は800人を目標にし、将来的には1000人をめざす。
 7年度会員の内訳は利用会員572人(御坊259、日高117、日高川89、美浜35、印南26、由良14、その他32)。スタッフ会員135人(御坊43、日高26、日高川16、美浜20、由良12、印南3、その他15)。利用・スタッフ両方会員28人(御坊14、日高6、美浜3、日高川2、印南1、その他2)。
 利用会員は前年度比56人増だが、スタッフ会員は2人増にとどまり、依頼が重なったり、所要で活動できないスタッフが多い時は要望に応えきれなかった事例もあるため、的確に利用者ニーズに応え、利用会員をさらに増やすためにもスタッフ会員の増強が課題。春に御坊市、秋に印南町でスタッフ会員養成講座を開くほか、新たに公式LINEを開設し、広報活動をより一層強化していく。
 利用できるサービスは(1)保育施設や習い事の送迎(2)残業時のお迎えと預かり(3)発熱時のお迎えと受診(4)病児の預かり――などがあり、それぞれ有料で提供。7年度利用実績は926件で前年度比251件増。未就園児の預かり、保育施設の保育開始前や保育終了後の預かりが増えており、子育て支援の拠点として好評を得ている。
 桶谷直弘・市こども支援課長は「誰もが安心して子育てできる環境づくりに努めるとともに、子どもたちの健やかな成長を社会全体で支えるため、サポート体制をより一層充実させていきたい」と話している。


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