プロデビューする出口選手に三浦市長から花束、
市長には出口選手からサイン色紙
日高地方初のボートレーサー(競艇選手)となった御坊市名田町上野、出口飛龍選手(19)=身長167センチ・体重53キロ、公益財団法人日本モーターボート選手会大阪支部=が5月のプロデビュー戦を控え、30日に三浦源吾市長を表敬訪問。競争率22倍の難関、養成所入所試験を突破し、1年間にわたる厳しい訓練を経た出口選手は「和歌山のスーパースターをめざす」と力強く決意を述べた。
出口選手は名田小・中、和歌山工業高を卒業。小学生から野球を続け、高校野球が終わり、進学か就職かで悩んでいる時、父・恵一さん(47)から「ボートレーサーはどうか、と言われたのがきっかけ。小さい時に父とレースを見て格好いいと思っていた」。野球で培った体力、精神力を生かし、日本モーターボート競走会のボートレーサー養成所=福岡県柳川市=の入所試験を受験した。
全国から1074人の応募があり、競争率約22倍の難関を見事突破して第138期選手養成員49人(男35・女14)の仲間入り。昨年4月に入所し、基本的なボートの操縦やエンジン・プロペラ整備の技術など基礎訓練を3カ月間、その後、模擬レースや進級試験など厳しい技術応用訓練を受け、国家試験を含む計7回の試験をクリア。最終的に修了を果たしたのは28人(男18・女10)だった。
ボートレーサーは約1600人。最上級のA1級からA2級、B1級、B2級の4つの階級があり、その勝率によってランク分けされる。現役では県内4人目のボートレーサーとして晴れてデビューする出口選手は一番下のB2級からスタートし、トップレーサーへの階段を登り始める。デビュー戦は5月23日から27日までボートレース住之江=大阪市=で行われる。
出口選手は「入所試験を一発で合格できると思っていなかったので、うれしいというよりびっくりのほうが大きかった。養成所ではつらいことも多かっが、無事に修了することができてうれしい」と話し、デビュー戦に向けては「とにかく無事故、完走で、良いレースが見せられるよう頑張りたい。当然1着を狙うつもり。迫力あるスピードに乗ったターンを見せたい」と意欲を見せた。
レースは階級に関係なくトップレベルの選手とも戦うことになるため、舟券に絡む(3着以内)のは容易ではないというが、出口選手は「練習を重ね、まずは一日でも早く1着に入り、3年以内にA級までいきたい。将来は和歌山のスーパースターになりたい」と、力強く目標を語った。A級選手誕生となれば県内では初めての快挙だという。
新星誕生に三浦市長は「本当にうれしい。健康管理に気をつけ、無事故で一日でも早くまずは1勝をあげ、大活躍してほしい。私も一生懸命応援させていただく。良い報告を待っています」、父・恵一さんは「トップレーサー、人気レーサーになり、賞金王になってほしい」、少年野球時代に指導した山崎真也・市企画政策部長は「大活躍し、1年でも長く現役を続けてほしい」と激励した。
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