熊野古道めしレシピコンテスト最優秀賞は東京の栗波さん 〈2026年2月4日〉

山口和泰・(株)日本ユニスト取締役から
賞金を受け取る栗波さん(中)左は石田陽介さん

紀州猪肉の金山寺味噌キーマカレー弁当


 紀伊路~中辺路の熊野参詣道を15日間で完歩する「熊野街道事業」に取り組んでいる(株)ユニスト・ホールディングス=今村亙忠代表取締役=の(株)日本ユニスト主催第1回熊野古道めしレシピコンテスト最終審査が、2日に日高振興局で行われた。日高地方の食材を使用した弁当で、最終審査に残った5点の中から最優秀賞に「紀州猪肉の金山寺味噌キーマカレー弁当」が選ばれた。今後、旅人向けのお弁当として商品化し、販売する予定。
 同社は管内7市町、日高広域観光振興協議会と連携協定を締結し、日高地方エリアで6、7、8泊目の宿泊施設整備、食事メニューや土産品の開発などを進め、この一環で新たな地域名物を創出しようと「熊野古道めし」をテーマに日高地方の食材を使用した弁当のオリジナル料理レシピを募集。日高地方の食材を一つ以上使用し、弁当1個あたりの材料費は1000円以内でつくるのが条件。
 全国から16人21点の応募があり、一次審査(書類審査)を追加した管内1人を含む4人5点が最終審査に進んだ。審査員の金崎昭仁さん(日高広域観光振興協議会)更井喜作さん((有)きさく)小林茉莉さん((株)観光経済新聞社)石田陽介さん((株)ノットワーク)山口和泰さん((株)日本ユニスト)が、4人がつくった弁当を実食し、コンセプトなどを聞きながら採点した。
 100点満点(外見の美しさ20点、味40点、食感や香りなど10点、ストーリー30点)で採点。審査員の平均得点で、最も高い84点を得た東京都三鷹市の調理師、栗波三和子さん(42)が考案した「紀州猪肉の金山寺味噌キーマカレー弁当」が最優秀賞に選ばれた。
 猪肉にコクと旨みがたっぷりの金山寺味噌をスパイスと合わせることで奥深い味わいのカレーに仕上げている。米は小浦れんげ米を使用し、衣奈わかめとさつまいもの南高梅和え、温州みかん人参ラベ、キャロル7(ミニトマト)のスペインオムレツ、南高梅のカリカリ梅など日高地方の食材をふんだんに使用。道中の心身を支え、活力につながる食事をテーマに「重すぎず、けれど満足感があり、食材のおいしさをしみじみ感じられる弁当」をコンセプトにしている。
 栗波さんは「最優秀賞に選んでいただき、驚くと同時に、私の弁当が地域活性化につながれば本当にうれしいです。一人でも多くの皆さんの心に残る弁当になれば」と。食材はネットやアンテナショップで購入したと言い「調べてみて、日高地方にはおいしい食材がたくさんあることが分かりました」と笑顔で話した。
 審査員からは「いずれの弁当もおいしくいただいた。それぞれクオリティーが高く、甲乙つけがたい僅差だった」と講評。表彰式で栗波さんには賞金10万円が贈られた。


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