「食の源流日高川~ガストロノミー体験」飲食、観光関係者向けセミナー 〈2026年1月23日〉

好評だった天然ウナギの蒲焼き、
アユ一夜干し試食


 御坊市観光協会は21日、御坊商工会館で観光庁地域観光魅力向上事業「食の源流日高川~ガストロノミー体験」の飲食店、観光関係者向けセミナーを開き、日高川の恵みを活かしたフルコース料理、狩猟体験や道成寺特別拝観などを組み合わせた観光体験ツアーを紹介した。希少価値の高い天然ウナギの蒲焼きの試食もあり、参加者は「おいしい」と絶賛。今後、地元飲食店でのメニュー化を働きかけていく。
 日高川の恵みフルコースは、日高川の豊富で新鮮な食材を使い、天然ウナギの白焼きと蒲焼、天然ウナギ丼、アユやアマゴの刺身、コイの甘辛煮、ナマズの天ぷら、イノシシの小鍋、シカのロースト、モクズガニの蒸し物など季節に応じたさまざまなメニューをつくった。天然ウナギなど地元の人でも、なかなか食べられないプレミアム料理も多く、注目度は高い。
 今年度は、これら料理を活かし、日高川に入って体験する天然ウナギ漁をはじめ、シカやイノシシの狩猟体験、真妻わさびの栽培所見学、宮子姫プロジェクションマッピングの上映、開門前の道成寺で朝の特別拝観と通常非公開の書院で「あずき粥」をいただくプレミアム体験などを組み合わせた体験型観光商品をつくった。昨年12月に2回行ったモニターツアーでは好評を得て、商品化への確かな手応えをつかんだ。
 セミナーには市内飲食店や管内観光関係者ら20人が参加。料理メニュー、ツアーなど事業概要を説明し地元食材の魅力をアピール。天然ウナギの蒲焼きや日高川漁協のアユ一夜干し、シカのロースト(真妻ワサビ添え)の試食も行い、料理開発を監修した新田みどり・市観光協会副会長らがふるまい、参加者は「天然ウナギは初めて食べた。本当においしい」と絶賛。協会事務局は「今後、地元の飲食店で日高川の食材を取り入れたメニューを提供してもらえるように働きかけたい」としている。

山来・幕末(株)社長が講演
 セミナーでは「ら~めん幕末」等を経営する幕末(株)=湯川町財部=の山来謙治代表取締役社長が「御坊日高の食材の魅力」をテーマに講演した。
 21年前、大阪から御坊に移り、商売を始めた山来社長は「大阪で食べられない魅力的な食材がたくさんある。川の幸で感動したのは天然ウナギ。ものすごく希少価値がある」「モクズガニも楽しく食べられる。お勧めの一つ」「一番好きな肉がイノシシ。焼き肉が大好き」と話した。
 モチガツオ、シラス、生ワカメのしゃぶしゃぶ、木成りハッサク、ピコトマト、早蘇のみかん、シカ刺し、日高川河口でのチヌ釣り、道成寺での絵解き説法なども魅力と話した。

 初の商品化ツアー この事業で初めて商品化された(株)日本旅行の「食の源流日高川~ガストロノミー体験」ツアーが、24日と25日に行われる。京阪神で限定8人募集し、5人が参加。
 24日は地元猟師の案内で山に入り、動物の痕跡さがし、罠の仕掛けや解体見学を行い、夕食は国有形文化財登録の瀨戸家住宅=藤田町藤井=で日高川の恵みフルコース料理を食べる。
 25日は開門前の道成寺で朝の特別拝観と通常非公開の書院で「あずき粥」をいただく特別体験を行う。その後、日高川漁協でアユ養殖の話を聞き、干物を試食する。


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