管内7市町共同消費生活窓口の7年度相談件数が過去最多更新 〈2026年1月18日〉

特殊詐欺防止の啓発動画も放映中


 管内7市町が共同で開設している「日高地域消費生活相談窓口」に寄せられた令和7年度相談件数は15日現在で291件あり、過去最多だった6年度286件をすでに上回った。投資詐欺など金が絡むトラブルも増加し、今年度は142件、契約金総額は9660万円に上る。市は特殊詐欺防止対策に力を入れており「一人で悩まず、気軽に相談を」と呼びかけている。
 今年度相談件数は15日現在で291件あり、過去最多だった6年度同期211件を大きく上回り、過去最多を更新中。月平均は6年度20・57件に対し、今年度は31件とハイペースで、400件に迫る勢い。金の絡んだトラブルは142件、契約金総額は9660万円あり、6年度同期103件、5469万円を上回る。
 主な事例は▼SNSで知り合った男性に投資を誘われ、多額のお金を送金してしまった▼SNSの広告とは全く違う粗悪品が海外から送られてきたなど。投資詐欺やロマンス詐欺は1件あたりの金額が大きい上に、支払ったお金を取り戻すのは難しいという。
 相談員が業者との斡旋や交渉を積極的に行い、支払った分の全額または一部が返金された今年度救済金は15日現在で50件、727万3412円。主な事例は▼訪問販売で蓄電池を契約。クーリングオフで約200万円返金▼給湯器無料点検後に工事契約。クーリングオフで66万円返金▼保険期間が自動更新され、交渉の結果、43万円返金。
 救済金は平成29年開設以降、15日現在までの累計額は5053万6877円に上り、相談窓口が被害防止・軽減に大きな成果を上げている。
 特殊詐欺等被害を防止しようと、市は地域デイケアサロン23カ所で出前講座を開き、高齢者単身世帯400軒と市内民間集合住宅約2000軒に啓発チラシを配布。公共施設等計9カ所で啓発動画を放映中。紀央館高校で闇バイトの危険性を疑似体験する講座も開いた。消費生活相談窓口は新庁舎2階に開設。電話52・5288。消費者ホットラインは188。


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