西川史礁
プロ入り後初の侍ジャパンとは思えない輝きだった。15、16日に東京ドームで行われた野球侍ジャパン強化試合「ラグザス侍ジャパンシリーズ2025日本―韓国戦」で、日高川町出身のロッテ新人・西川史礁が全国の野球ファンを魅了した。2試合にフル出場し、同点適時打2点2塁打を含む3安打2打点4出塁。初球を狙う積極的な打撃と勝負強さで井端監督の評価を高め、来年3月のWBC選出に猛アピール。井端弘和監督をして「素晴らしい」と言わしめた。
青山学院大4年生でドラフト前の大学生では史上初の侍JAPANトップチーム入りし、井端監督の秘蔵っ子とも言われる西川史礁が最初に東京ドームを沸かせたのは、15日の第1戦。0―0の3回、韓国先発の初球を右前へ運び、チーム初安打を記録。続く4回の第2打席、1―3と追う場面では2死2、3塁でまたも初球スライダーを一閃。打球は右翼線を破る同点2点適時二塁打となり、わずか2球で2安打2打点の離れ業を見せ、本人も「100点のバッティング」と胸を張った。死球、四球でも出塁し、計4出塁と存在感は際立った。
5回の3打席目には145キロの直球が左手首付近を直撃し、跳ねたボールがヘルメットのつばを弾き飛ばす衝撃にヒヤリ。球場内はどよめきに包まれたが、ベンチから姿を現して一塁に向かうと両軍ファンから拍手が送られ、ルーキーらしからぬ落ち着きも光った。
16日は打順を5番に上げ、3―4の5回1死1、2塁で迎えた第3打席。投手強襲の強烈な打球を放ち、執念のヘッドスライディングで内野安打をもぎ取って2試合連続安打を記録。「勢いに乗りたかった。一本出て良かった」と振り返った。「打順を上げてもらったのにいい姿を見せられず悔しい」と話したが、井端監督は「初対戦であのスイングができるのは素晴らしい」と初球から振り切る積極打撃でうならせ、大舞台で見せた積極性は国際舞台でも十分通用することを証明。来年3月のWBCだけでなく、これからの進化が、さらに楽しみだ。
その他の主なニュース
● 御坊市観光協会 日高川の恵みモニターツアー好評、商品化に手応え
● 第4回市民教養講座 タレント青木さやかさんが心に響く講話
● 御坊市北吉田区 県道拡幅に伴う集会場移転竣工祝う
● JA共済旗学童野球県大会で「美浜」が3年ぶり優勝