日本公衆衛生学会総会で御坊市の取り組み発表高評価 〈2025年11月13日〉

健康づくりの取り組みを発表する服部さん


 10月29日から31日まで静岡市で開かれた第84回日本公衆衛生学会総会で、御坊市こども支援課保健師の服部春香さんが「市職員から市民に広がる健康づくり」の取り組みを発表。大学や病院、都道府県等の研究発表が多い中、御坊市は平成26年度から毎年度(コロナ禍除く)選ばれ、各種テーマで発表を続けている。
 第5次総合計画では「市民の健康づくり」を大きな柱の一つに掲げ、健康寿命を延ばすための取り組みとして、健康ウオーキングの初心者向けお散歩コースを設定したり、防災さんぽや健康さんぽなど各種イベント、御坊版オリジナル体操「ステキ体操GO!GO!GOBO」、いきいき百歳体操の推奨・普及などに取り組んでいる。
 今回発表した取り組みは令和4年度から健康、介護、産業、防災、教委など部署横断による若手職員ら健康づくりワーキングチームのプロジェクト。日頃から市民に健康づくりの意識を高めてもらうきっかけ、仕掛けづくりを検討し、4年度と5年度は職員を対象にした「課・室対抗歩数ランキング」を行った。100人以上が参加し、1週間~15日間に歩いた歩数を競い合い、上位を表彰した。
 この取り組みを市民に広げようと、6年度は市制施行70周年記念事業で11月の1カ月間、チームや個人で目標歩数をめざす「ごぼう健康ウオーキング」を実施した。チームは70周年にちなんで70万歩、個人は「みーやちゃん」あこがれの地・奈良の都をめざす18万歩に設定。市内24チーム、80人が参加し、うち20チーム、60人が目標歩数を達成した。今年度も継続し、目標歩数はチームが71万歩、個人は19万歩に増やし、現在実施中。
 服部さんは「楽しさを重視し、まず職員から取り組み始め、昨年度から市民や市内で働く人たちに広げることができた」とし、今後も継続するとともに他の健康施策に応用し「健康づくりに取り組みを機会を地域全体でつくっていきたい」と発表。出席者から「部署横断の取り組みはおもしろい。みんなで楽しく取り組んでいるのが良い」「できることからコツコツとやってきた経緯が良く分かった」など高評価を受けた。


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