ゆめ倶楽部の体験型観光が過去最高収益 〈2025年11月7日〉

国内外から注目を集めているゆめ倶楽部の体験型観光


 紀州体験交流ゆめ倶楽部が日高地方で提供する体験型観光が国内外から人気となるとともに、当地方の魅力を存分に堪能できる取り組みとして注目を集めている。今年度は大阪万博の影響で、旅先は関西周辺を避けられる傾向もあったが、そんな逆境を跳ね除け、地道な取り組みと魅力ある体験提供で過去最高の収益を記録。今年度のジャパン・ツーリズム・アワードで入賞を受賞、高評価を得た。
 ゆめ倶楽部は令和3年に発足。教育旅行をターゲットに体験型観光を提供。日高地方ならではの豊かな自然を生かした体験や食、民泊などで貴重なひとときを参加者に届けている。初年度はコロナ禍で近場での修学旅行が主となり、関西圏を中心に多くの修学旅行生ら3149人が日高地方を訪問。翌4年度は2696人と減少したが、令和5年度は過去最高となる71団体、3906人、昨年度は3210人で2年連続3000人を突破した。
 今年度は、盛況だった大阪万博の影響で、宿泊先の確保が困難となり関西周辺への訪問を避けた団体客も多かった上、国際事情で一部の国が来日を控えたことなどもあったが、これら逆境を乗り越え、これまで40団体、2159人が参加。全国各地から小中高生が教育旅行で訪問し、企業もレクリエーションや緑育活動で訪れ、海外からも台湾、香港、中国、韓国、マレーシア、タイ、マカオの7カ国の人々が日高地方で日本での貴重な思い出をつくった。12月までにさらに8団体、300人が参加を予定。最終的に今年度の参加者数は昨年度並みかやや下回りそうだが、豊富で充実・進化を続ける体験メニュー、民泊による宿泊キャパの拡大、おもてなしの良さ、地道な営業活動、リピーター効果、国内の学校、海外旅行会社との信頼関係構築など地道な取り組みが結実し、客単価のアップに成功。すでに過去最高となる収益を記録した。
 ゆめ倶楽部は今年度、日本・世界のツーリズム業界の発展・拡大に貢献した優れた取り組みをたたえる「ジャパン・ツーリズム・アワード」で入賞に選ばれ、高い評価を受けた。


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