(撮影上下:浜野カズシ)
ファンが熱狂した「サンボマスター」
御坊市関係人口創出公演事業第1弾の超大型ロックバンド「サンボマスター」御坊公演は11日、市民文化会館大ホールで行われた。チケットは完売し、市民をはじめ北海道から沖縄まで全国各地から訪れた満席のファンが熱狂。アンコールも含めて2時間30分超えのライブは大盛況だった。
御坊公演は、市制施行70周年記念スペシャルサポーターを務め、昨年6月の地元凱旋ライブを大成功させたロックバンド「キュウソネコカミ」の紹介で実現し、全国ツアーの全員優勝VICTORY25「全員優勝パレードツアー~ウイニングロード」で行われた。
唄とギターの山口隆さん、ベースとコーラスの近藤洋一さん、ドラムスとコーラスの木内泰史さんの3人組バンド。ライブではドラマ「電車男」のエンディングテーマ「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」や「チア☆ダン」の主題歌「輝きだして走ってく」、テレビ「ラヴィット!」のテーマソング「ヒューマニティ!」などを歌い、観客は終始スタンディングで熱狂。
ライブ中のMCでは友人のキュウソネコカミ、ボーカル・ギター担当で御坊市出身のヤマサキセイヤさんとのエピソードを語ったり、ケータリングで食べた由良早生みかんが「おいしかった」、現在行っている「麻雀スタンプラリー」は「おもしろい」と地元ネタもあり、ファンを喜ばせた。ロビーにはキュウソネコカミから届いたお祝いの花も飾られた。
関係人口創出公演事業は令和8年度以降も続け、キュウソネコカミや出演バンドのつながりで有名ロックバンド公演を行う予定。
イベントもにぎわう
御坊の魅力をPR
全国から訪れるファンに御坊の魅力をアピールしようと、ライブ開始前の正午から午後4時ごろまで各種イベントも行い、ファンや地域住民でにぎわった。
屋内外に物産ブース、屋外にキッチンカーや飲食店が出店する飲食コーナーを設け、ロビーでは観光・シティプロモーション活動で「スターチュス」の缶バッジづくり体験を行った。
小ホールは飲食可能な休憩所にし、シティプロモーション動画などDVDを上映し、早めに会場入りしたファンらを喜ばせた。サンボマスターのグッズ販売も行われた。
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