「Ｕｂｕ Ｃａｆｅ」で新登場の南高梅（上）と
日高町わさび（下）を使ったカポナータ
日高町商工会主催の「うぶひだか なみうちマルシェ２０２５」は１１日午前１１時から午後３時まで、産湯海水浴場駐車場で開く。地域の観光振興へ向けた町内一大イベントで、一日だけのスペシャルカフェで地元食材を生かした新メニューが登場。町内外から地域の食が集うマルシェのほか、初の町内にちなんだクイズラリーや、漫才、マジックショー、体験のアクティビティなどを催す。
既存の海の家を活用して東京都を中心にケータリングを提供している長内義文シェフがつくる「Ｕｂｕ Ｃａｆｅ」をオープン。毎年、人気の国産マッシュルームと数種類のスパイスを使った無水ココナッツカレー「ｕｂｕスパイスカレー」は、ライスを産湯の夕日をイメージし「みかんライス」仕立て。紀州南高梅の梅干しを使った「うめカポナータ」と町内で栽培したわさびを使った「わさびジェノベーゼのカポナータ」、甘く煮た豆類やフルーツ、寒天などをココナッツミルクで合わせ、ベトナム屋台でも人気のスイーツ・チェーをアレンジした「ウブッチェ」（限定７０食）が新メニューで登場するほか、バーガー店「＋７３」とのコラボメニューで金山寺味噌入りの「うぶなバーガー・イノセントバーガー」（限定３０食）なども販売する。
「なみうちマルシェ」では、比井崎漁協・さばコロッケや商工会青年部・海鮮バーベキュー、鶏唐揚げ、手作りピザ体験など店舗が並ぶ。初企画の中学生以下の子どもを対象にした先着２００人のクイズラリーは、町内に関係するクイズに答えると、ハズレなしの町内特産品やお菓子などが当たるクジが引ける。
会場内人工芝ステージでハワイアンフラダンス、ウクレレ演奏、ヨーロッパでも活躍するマジシャン＆バルーン・アーティストのＮＡＯＫＯさんが演出、和歌山県住みます芸人「わんだーらんど」、ベトナム住みます芸人「ダブルウィッシュ」が漫才を披露。体験で、アロマキャンドルのワークショップ、産湯海岸でのスタンドアップパドルボード（ＳＵＰ）、マッサージ＆ビーチヨガを催す。
会場周辺には駐車できず、阿尾漁港内が駐車場で、送迎バスがある。問い合わせは、町商工会（電話６３・３６１１）へ。
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