誘客へ西山ピクニック緑地にコスモス種まき 〈2025年9月4日〉

煙樹ヶ浜の絶景をバックにしたスポット造成へコスモスの種まき


 日高町と美浜町は、花を彩り誘客しようと、西山ピクニック緑地にコスモスの種を植えた。日高町から美浜町にまたがる西山に飛来することで有名な渡りチョウのアサギマダラが、よくとまる多年草も今年4月に株を植えており、コスモスとともに秋に見頃を迎える。秋の行楽シーズンを控え、こういった映えスポットを造成することで、西山の自然美に触れる機会を増やし、多く観光客に来場してもらうのが狙いだ。
 3年前、由良、日高、美浜、日高振興局の観光連携プロジェクトチーム「PROJECT24」がフラワー観光事業で同地にコスモスを植えた際、観光客から好評だったことを受け、西山を主要な観光資源と捉えている両町がタッグを組んで、同事業を引き継ぎ、コスモス育成を計画。3年前と同じ、西山から煙樹ヶ浜を見渡せる展望台前、約50平方メートルに造成地を設定し、1日、両町職員4人が種まきした。
 アサギマダラは前羽の長さが5・5センチほどで、薄い水色の浅葱(あさぎ)色の模様入りが特徴で、春に北東へ、秋に南西へ、世代交代をしながら移動する。西山ピクニック緑地はアサギマダラの中継点として知られ、日高町は以前から同地北側で遊歩道や東屋(あずまや)がある付近に、アサギマダラが誘引されるキク科ヒヨドリバナ属のフジバカマなど多年草を植裁。植え付け面積を増やすなど取り組んでおり、9月頃から10月頃までがその開花期間で、今回植えたコスモスは10月頃から11月頃にかけて咲くと見られ、アサギマダラとの相乗効果も期待できるほか、煙樹ヶ浜の景観とのマッチングも良さそう。
 両町関係者は「他府県から来場する人も増えており、秋の花コスモスは、行楽シーズンに西山へ足を運んでもらう戦略の一つ」と観光連携へ力を入れており、ホームページで開花や飛来の時期を載せるなど周知方法を考えていく。


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