御坊市斎場大規模改修で大型炉3基整備 〈8月30日〉

老朽化で大規模改修事業に着手する市斎場


 三浦源吾御坊市長は29日の定例会見で、9月5日開会の9月定例議会に提案する今年度一般会計補正予算や工事請負契約など議案29件と報告1件を発表。工事請負契約は今年度から令和11年度まで5カ年計画で実施する市斎場大規模改修事業に伴う火葬炉設備改修工事で、実施設計と工事施工を一括発注し、(株)宮本工業所=富山市=と3億2230万円で契約するもの。議会で承認後、本契約を結び、事業着手する。
 斎場は平成元年供用開始以降、大部分が未改修で老朽化に加え、3基ある火葬炉のうち大型炉(幅70センチ、奥行2・12メートル、高さ65センチ)は1基しかなく、残りの2基は標準サイズ(幅60センチ、奥行1・8メートル、高さ65センチ)と小さく、年間約380件の火葬、大型化している棺サイズに対応できないなど問題が多かった。トイレの洋式化、駐車場や庭園の地盤沈下、排水路の改修なども急務なため、令和11年度までの5カ年かけて大規模改修を行い、施設の長寿命化を図る。
 先ず今年度から4カ年計画で火葬炉設備改修工事に着手する。実施設計と工事施工をプロポーザル方式で一括発注し、県外2社が応募。プレゼンテーションを行い、(株)宮本工業所を選定した。契約額は改修工事が3億1317万円、実施設計が913万円の計3億2230万円。
 今年度中に実施設計を行い、8年度と9年度で3基の炉を製作する。3基とも大型炉にし、今の大型炉よりも大きいサイズ(幅76センチ、奥行2・29メートル、高さ71センチ)になる。9年度と10年度で順次取り替える。最終11年度は建物の外壁・屋上防水や内部改修、合併浄化槽やトイレ・空調改修、地盤沈下対策など外構改修を行う。概算事業費1億380万円で別途発注する。


1億円かけ運動公園園路拡幅
緊急避難所、宿営地の機能強化
 今年度一般会計補正予算額は11億6616万7000円。大規模地震・津波発生時の緊急避難場所、緊急消防援助隊の宿営地に指定されている御坊総合運動公園の災害対応機能を強化するため、避難路となる園路整備費1億円を計上。財源は国の緊急防災・減災事業債を活用する。
 公園駐車場が緊急避難場所、公園全体が宿営地になるが、避難路となる公園に通じる園路は狭く、大型の緊急車両や物資輸送車、応援車両が行き来するのが困難なため、広域農免道路から県暖地園芸センターに向かう市道を通り、公園駐車場に通じる園路を拡幅・整備する。
 工事区間は延長238メートルで、幅員約4メートルを5・5メートルに拡幅する。今年度でスケートパーク整備工事を行う旧パターゴルフ場の横を通り、迂回することなく直接駐車場に入れるよう改修するほか、老朽化したボックスカルバートを更新し、暖地園芸センター寄りの園路沿いに新たな駐車場(約30台)も設ける。
 工事費9500万円、設計費500万円。財源は交付税算入が7割ある緊防債を活用するため、市の負担は3000万円で済む。今年度末完成を目指す。完成すれば公園利用者の利便性も向上する。


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