御坊市汚泥再生処理センター9月から試運転、来年4月稼働 〈2025年8月27日〉

試運転を始める汚泥再生処理センター


 御坊広域行政事務組合が管理運営する御坊クリーンセンター=御坊市熊野=の老朽化に伴い、総事業費約46億円を投じ、同センター隣接地に改築している汚泥再生処理センターの施設工事が完成し、9月から試運転や性能試験を行い、来年4月から本格稼働する。
 御坊クリーンセンターは昭和63年竣工で、老朽化のため改築。新しい汚泥再生処理センターは管理棟と処理棟の一体型で現施設東隣(用地1万8153平方メートル)に建設し、鉄筋コンクリート造りの地下1階、地上2階建て。延床面積は3033平方メートル。
 管理棟は1階に食堂・休憩室、更衣室など、2階に事務室、中央管理室、水質試験室、会議室など。処理棟は地下1階に水槽、ポンプ室、ブロワ室など、1階にバキュームカーからの受け入れ室、処理室、薬品ヤードなど、2階に処理室、電気室などを設置している。
 水処理方式(生物学的脱窒素処理方式と高度処理)と資源化方式(助燃剤化)を採用し、計画処理量は現施設の一日131キロリットルから122キロリットルに縮小している。水質、悪臭、騒音などの対策に万全を期し、処理工程から発生する汚泥を含水率70%以下に抑え、御坊広域清掃センターで助燃剤として活用するなど循環型社会の実現につながる近代的な施設になるという。
 令和5年5月に起工式が行われ、昨年4月から本体工事に着工。施設建築や内部のプラント設置など設備工事が終わり、現在は外構工事の仕上げ段階。9月から試運転や性能試験、秋からクリーンセンター職員への運転指導も行い、来年4月から本格稼働する。12月から現施設の解体工事、跡地整備にとりかかり、8年度末に事業が完了する。
 工事契約額は46億5349万9400円。施工監理契約額は6600万円。設計・施工・解体等はカナデビア(株)=旧・日立造船(株)=、施工監理は(株)東和テクノロジー関西支店。 


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