ベルギー花の芸術家ダニエル氏が初来坊し蓮公園を視察 〈2025年7月10日〉

蓮公園を見学するダニエルさん(左から2人目、左は阪本氏)


 ベルギー王室をはじめ世界各地で作品を発表するなど絶大な人気を誇るベルギーのフラワーアーティスト、ダニエル・オストさんが、16日から22日まで東京の日本橋髙島屋で御坊生まれの舞妃蓮だけを使った作品展「舞妃蓮の舞い」を開催するのを前に8日夕方、初来坊。9日朝に特定非営利活動法人北吉田蓮の郷(佐竹成公理事長)の蓮公園を訪れ、作品展に使う舞妃蓮を視察し、関係者と意見交換した。
「ハスが世界で一番美しい花」と、ダニエルさんは舞妃蓮の美しさにほれ込み、生みの親の故・阪本祐二氏=元日高高校教諭=の長男で、御坊舞妃蓮の会長等を務める尚生氏=御坊市塩屋町北塩屋=と交流を深め、昨年7月に東京のベルギー大使館で開いたダニエルさんの展示会「竹と花の奏宴」レセプションでスモークツリーと舞妃蓮をアレンジメントした作品で会場を装飾。10月に京都で開いた展示会「竹と花の奏宴」では阪本氏から届けられた舞妃蓮の果托を使用した。
 今回は、16日から22日まで日本橋髙島屋本館1階・2階で舞妃蓮だけを使った作品展「舞妃蓮の舞い」を開催するのを前に、それに使用する舞妃蓮を見ようと御坊市を訪れ、9日朝に阪本氏の案内で蓮公園を視察し、佐竹理事長らと意見交換した。「舞妃蓮を初めて観た時、とても堂々としていて大変美しく思った。存在感があり、アリアを歌っているような、バレリーナのようなイメージを受けた」と話すダニエルさんは蓮公園に咲く舞妃蓮を見ながら「東京からここまで遠かったが、来て良かった」と喜んでいた。
 ダニエルさんの希望で作品展用に、つぼみのついた舞妃蓮90本のほか、果托や葉などを送る。ダニエルさんは髙島屋本館1階正面スージに飾る作品のイメージを説明しながら「できるだけ茎が長いものを用意して下さい」と要望。佐竹理事長は「水物ですが、要望通りに届けられるよう努力したい」と話した。同行した阪本さんは「御坊生まれの舞妃蓮オンリーの作品展が開かれるのは、本当に光栄で素晴らしいこと。世界中の方に観ていただきたい。私も見に行きます」と笑顔で話した。
 今春には阪本氏からベルギーに舞妃蓮の蓮根5本が送られ、王宮の温室、国立植物園などに植栽され、つぼみを付けている。舞妃蓮が海を渡るのは昭和49年にアメリカ・テキサス州の州都オースティン市に送り、平成29年に同市に再送されて以来で、阪本氏は「今後、舞妃蓮の美を世界へ届けるための活動にも力を入れていきたい」と話した。


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