市議会防災特別委が東裏川浸水対策で和田の施設視察 〈2025年6月26日〉

排水ポンプ施設で説明を受ける委員


 御坊市議会防災・減災対策特別委員会(松本隆史委員長)は25日、東裏川浸水対策で美浜町和田の排水用ポンプ施設を視察。ポンプは西川との合流点に設置されているが、主に高潮で西川の水位が上がり、東裏川に逆流する場合に使用するため、近年増加している集中豪雨時には稼働できないのが実情で、委員から「洪水時に使えないなら別の対策を考えてもらいたい」などの意見が出された。
 排水ポンプは4基(1基毎秒1トン)あり、県が平成6年度に設置。規定は(1)主に高潮で西川の水位が上がり、東裏川に逆流する場合に西川合流点の水門を閉め、東裏川の溜まった水をポンプで西川に放流(2)西川の水位が低く、東裏川の水位が高い場合は樋門を開け、状況に応じてポンプを運転するのが規定となっているが、実際に運用されたのは過去最低1回程度。
 湯川町内の東裏川流域は以前から大雨時に川が氾らんし、住宅への浸水、田畑や道路の冠水など被害が発生。近年は局地的、集中的な豪雨で年間5回以上被害を受ける年もあり、地域住民からポンプ施設の運用規則見直しなど求めているが、洪水時に東裏川の水を西川に放流することで逆に西川の水位が上がり、浸水被害が出るおそれがあることや、東裏川、西川流域とも浸水被害が発生している場合は使えないのが実情。24日の大雨でも稼働するタイミングがなかったという。
 日高振興局建設部から説明を受けた委員から「東裏川流域では長年、浸水被害に悩まされている。高潮対策が主のため、洪水時は使えないと言うなら別の対策を考えてもらいたい」「天気予報を見ながら東裏川の水を事前放流することも検討してほしい」など意見が出された。県は日高川水系河川整備計画に基づき西川で河川整備を進めているほか、現在策定中の西川流域水害対策計画案にも西川の堤防整備、河道掘削、護岸工、東裏川合流点樋門改築などが盛り込まれている。


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