白崎生活圏の再生、活性化計画の拠点となる旧白崎小学校
由良町大引区が実施する、防災力強化や地域活性化めざした白崎生活圏の計画が、県の過疎集落・活性化支援事業に承認された。廃校となった旧白崎小(現、大引コミュニティセンター)を拠点に屋内キャンプや鮮魚販売事業、防災強化事業、高齢者サロンの設置など盛り込んでいる。
ふるさと生活圏を対象に日常生活機能の確保や地域資源を活用した課題などに総合的に支援する事業で補助額は年間500万円。
白崎生活圏は、人口減少、高齢化が進み地域コミュニティーの維持や災害への備え、地域産業衰退が大きな課題で、近隣に町の観光拠点である白崎海洋公園を擁しながら観光客の受け皿が少なく盛り上がりが限定的で、地域の小中学校も廃校となるなど地域の賑いも失われつつある。
大引区では、旧白崎小学校を地域活性化拠点として活用し、生活や防災意識の向上などによる集落機能を強化するとともに、白崎海洋公園や由良海つり公園など観光拠点を有していることから観光客の受け入れ強化による交流、雇用の機会を創出することを目指しており、現在、旧白崎小は地域の防災拠点のほか、紀州の環が中心となって和洋食堂「しらしょう」を経営、地域食材を生かした料理提供や産品販売などで観光振興、地域活性化に貢献。子ども食堂も運営している。
今回、課題解決に向けた新たな取り組みとして産業振興で「屋内キャンプ・鮮魚販売事業」、生活の安全・安心へ「外部人材活用事業」と「避難所運営強化事業」、集落維持・活性化対策で「コミュニティー活性化事業」の4本柱の計画をたてた。「屋内キャンプ・鮮魚販売事業」は災害時に避難所として活用する旧白崎小の空き教室を、平常時の有効活用へ屋内キャンプ場として民泊事業を展開し、敷地内空きスペースで近隣漁業従事者が鮮魚など販売できるコーナーを整備。「外部人材活用事業」は住民を対象としたワークショップやセミナーの開催、地域防災計画の整備、避難所開設時のアクションカード作成を専門家の指導で行うもの。「避難所運営強化事業」は、旧白崎が災害避難場所として一層機能するよう備蓄品の整備・拡充を実施。「コミュニティー活性化事業」は、高齢者の孤立を防ぎ、健康維持や生きがいづくりを目的に旧白崎小に高齢者サロンと植栽整備クラブを設けるもの。
大引区からの交付申請を経て補助が決定する。
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