日高広域消防本部が救急安心C事業「#7119」加入へ 〈2025年4月18日〉


チラシでPR


 日高広域消防本部は5月1日から、急な発病やけがを負った時、救急車の要請を判断するための相談電話として、田辺市消防本部が行っている「救急安心センター事業」(#7119)に加入する。現在の対象エリアは、県下で田辺市と上富田町だけだが、5月1日から日高郡(6町)にも広め、見極めが難しい心筋梗塞の前兆などを医師や看護師が電話対応で判断し、潜在的な重症者をいち早く病院へ搬送し、救命率のアップを図る。救急車の適正利用にもつなげたい考え。
 日高広域、田辺市、白浜町、串本町の4消防本部は令和8年4月1日から、119番通報を1カ所で受信することで、大規模災害発生時の迅速な応援体制の構築、経費削減、専従の指令室員による指令業務の高度化など、効率的で効果のある消防指令業務共同運用開始に向け準備を進めている。今回、同業務運用前に、日高広域消防は田辺市消防が行う救急安心センター事業に加入。同事業は平成19年から東京消防庁が導入したもの。急なけがや病気の際、救急車を呼ぶべき状況か、すぐに病院に行くべきかなど判断に迷った時に専門家から助言を受けられる電話による相談窓口。
 相談は、医師や看護師が対応し、電話口で傷病者の状況を聞き取って「緊急性がある症状か」「すぐに受診する必要があるか」等を判断し、緊急性が高いと判断された場合は、迅速な救急出動を要請し、緊急性が低い時は、受診可能な医療機関や受診のタイミングについてアドバイスする。
 固定電話や携帯電話から「#7119」に電話し、自動音声に従い、相談できる。エリア外からの電話は、最寄りの消防への電話が促される。原則24時間365日対応している。
 日高広域消防がカバーするエリアは日高郡(美浜、日高、由良、印南、みなべ、日高川の6町)で人口は約5万人。令和6年中の119番通報(火災、救急、救助等)件数は4207件、このうち救急出動は2683件。同消防は約1000件程度の相談件数を見込んでおり、救急車の適正利用にもつながると期待。「6町の各家庭に広報用シールチラシを配布し、事業の周知を図る。また、緊急性が高いと判断した場合は迷わず119番通報してください」と呼びかけている。


 その他の主なニュース

椿山ダム(日高川町)湖上に今年も「こいのぼり」が泳ぐ

みなべ町の梅が雹被害 世耕弘成代議士が視察、支援約束

小6・中3対象の全国学力テスト 県内は約1万3500人参加

御坊市「第3回健康マージャンペアフェスタ」来年2月1日開催