広域消防の岡﨑大地さん「グリンプジャパン」優勝に貢献 〈2025年3月15日〉


ベストコントローラー賞を受賞した岡﨑さん


 現役消防士がロープレスキューの技術を競い、救助技術の向上を図る世界大会「グリンプジャパン2025」が2月16~18日に香川県丸亀市のテーマパーク「レオマワールド」で開催され、日高広域消防本署勤務の岡﨑大地さん(35)=日高町荊木、勤務15年=が所属するチーム「TRIC」がスコア1325点で優勝(中四国のチームと同率優勝)。岡﨑さんは他チームの救助方法や技術を審査、採点する「コントローラー」の役割としての出場で、個人賞のベストコントローラー賞を受賞し、チームの優勝に貢献した。
 大会には、国内とアメリカ、イギリス、ベルギー、台湾、韓国を含む24チームが出場。7人1チームで、うちレスキュー隊5人、要救助者役1人、コントローラー1人。岡﨑さんらのTRICは、同期やロープレスキュー技術向上への思いを共有する田辺市の消防職員で構成、出場した。
 各チームは、3日間で14件の救助想定を行い、ロープレスキューの技術を競った。コントローラーの岡﨑さんは、他チームに技術や知識をフィードバックする役割で、高い知識や経験が必須。岡﨑さんは審査の際に「安全」「迅速」「確実」を意識し、競技中のチームの救助方法などへの助言や危険な方法への指導を実施。また、高い技術への評価を行うなど、加点・減点で適切に審査。見事チームの優勝に貢献し、高い審査力が評価されベストコントローラー賞に輝いた。
 岡﨑さんは、東日本大震災や紀伊半島大水害などの発生を機に、平成25年からロープレスキュー技術の習得を始めた。同技術の習得は、要救助者を低所からの引き上げ、高所からの降下、川の対岸に渡す場合などに有効な技術で、救助の速さや安全性も高いという。
 2年連続出場で、前回は準優勝。大会に向け、双方が都合を合わせ、勤務時間外に訓練を重ねたという岡﨑さんは「消防で使う技術を向上させるために挑みました。自分たちの技術が一番優れていることが確認できた。職場でやっていることに間違いなかった」と振り返り、「地域住民のために自分で学んだ経験を職場に還元し、広域消防全体の知識、技術のレベルが上がったら」と話している。
 広域消防では、昨年12月17、18日に開催したロープレスキューの和歌山カップに同消防チームが出場し、優勝するなど高い救助技術の向上を図っている。


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