御坊市・道路等維持修繕業務委託制度、今年度に限り外注枠10万円10件 〈2023年6月11日〉


制度を活用し、作業にあたる地域住民


 御坊市は、令和5年度当初予算編成マイナスシーリング(予算要求限度額)に伴う経費節減分の還元枠を活用し、自治会から好評を得ている道路等維持修繕業務委託制度で今年度に限り外注枠100万円を用意し、先着順で10自治会に10万円を上限に支出する。地域住民では対応できない側溝グレーチング改修、高木伐採などを専門業者に依頼できるため、市都市建設課は「積極的に活用して下さい」と呼びかけている。

 地域によっては農作業等で利用する道路を点検し、穴が空いているなど簡易な修繕箇所が見つかれば「道づくり」「道普請」と称して自分たちで修繕したり、ボランティアで道路沿いの草刈り作業等を行っており「材料費ぐらい出してほしい」との要望を受け、市が道路を円滑に管理するため、維持修繕を支援できる施策として平成27年度から委託制度を設けた。
 対象は市が管理する市道や法定外公共物(里道・水路)町内会等が認める公衆の用に供する道路など。自治会に委託の形を取り、かかった費用のうち、コンクリートやアスファルトなど材料費、草刈り機など燃料費、作業に使う草刈り機などの備品・消耗品購入費を市が支援。委託費は1契約につき上限5万円。労務費や飲食費には使えない。
 平成27年度は予算枠100万円で20自治会、200万円に増額した28年度は43自治会、29年度から令和元年度までは各40自治会、2年度は34自治会、マイナスシーリングで180万円に減額した3年度は33自治会、170万円に減額した4年度は35自治会が利用し、毎年度予算をほぼ使い切っている。160万円に減額した今年度は9日現在で5自治会から申請がある。
 毎年度、市内全域でまんべんなく活用され、道路の除草作業や木の枝打ち、道路の舗装や側溝、水路の修繕、退避所づくりなどに利用。自助、共助を支援する取り組みとして自治会から「使い勝手が良い」と好評を得ているが、地域住民では対応できないケースがあるため、今年度に限り専門業者に依頼できる外注枠100万円を設けた。
 パワーショベルやクレーン、特殊運搬車などの利用、側溝グレーチングの改修、アスファルト舗装、防護柵等の設置、区画線の設置、反射鏡の設置、小型構造物の設置などに活用できるほか、会員減少や高齢化等で町内会作業が困難の場合も利用できる。先着順で10自治会に10万円を上限に支出。9日時点で3自治会から申請があり、市都市建設課は「外注枠を希望する自治会は早めに申請して下さい」と呼びかけている。


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