マスターズ甲子園・日高中津OBがサヨナラ勝ち 〈2022年11月22日〉


試合前に1塁側ベンチ前で日高中津の校歌を歌うOB
内野席で現役部員らが見守る中、
夢の舞台に日高中津のユニフォーム


 高校野球OBが再び甲子園を目指す「第19回マスターズ甲子園2022」は20日に5試合が行われ、和歌山代表で4年ぶり出場の日高中津OBが長野県選抜チームと対戦。現役の野球部員らが内野席で見守る中、7―6でサヨナラ勝ちし、甲子園初勝利を挙げて、OBらが歓喜に湧いた。現役時代に甲子園出場が叶わなかっった選手たちは初の聖地に「甲子園は特別な場所で感動した。後輩たちにももう一度甲子園へ」と願いを託した。

 第19回マスターズ甲子園には、全国の地方予選を勝ち抜いた20チームが出場し、1試合限りのプレーを楽しんだ。2日目の第3試合に登場した日高中津は試合前、OBらがベンチ前で校歌を歌い、甲子園に日高中津の校歌が響き渡った。
 日高中津は先発の坂口雅映=日高川町=が2回に1点を先制されたが好投。1点を追う3回、東北福祉大でも活躍した仲大志選手=同=の中越2塁打から北村太志の適時打で同点、さらに羽佐拓真=御坊市=の右中間2塁打で2点を奪って逆転した。35歳以上選手限定出場となった4回にも正木亨也、辻本和豊の連打から中原久の犠飛などで2点を奪って4点差にリードを広げた。4回から相台真吾=日高川町=や北山和也=日高町=らがマウンドに上がり、同点に追いつかれたが、6―6の同点から6回表に瀬川洋司の適時打で時間切れサヨナラ勝ちした。
 中学時代に日高ASで横浜スタジアム、東北福祉大では東京ドームや神宮球場でプレーしたが、高校時代は秋季近畿大会1回戦で敗れて甲子園を絶たれた増田雄亮さん(24)=御坊市=は、初の聖地に「どの球場よりも甲子園球場は野球人にとって特別な場所で、ここが甲子園かと感慨深いものがありました。試合では守備で迷惑をかけたが、初めての甲子園を楽しめました」と話した。


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