
日高川町内で紀州備長炭の製炭を学ぶ和歌山信愛大の学生
(今年3月)
平成30年度から日高川町と連携し、和歌山信愛大学教育学部の学生らが地域でのフィールド学習に取り組んできた学校法人和歌山信愛女学院=和歌山市=が、町との連携協定に合意し、29日に締結式が行われる。これまでの地域の文化や特性を知り、少子高齢化に伴う過疎化の現状を認識しながら地域課題解決の取り組みなどを学んできた過程を生かし、教育分野に特化した同学院からの教育実習や学校ボランティア、職業体験などを受け入れることで、教育分野の人材育成と将来的な地元への就職と若者定住に期待を寄せる。
平成30年度の和歌山信愛大開校以来、毎年数回にわたって日高川町と連携して地域の教育や文化、特性を学ぶフィールド学習を実施。コロナ発生以前には宿泊を伴うフィールド学習を行い、教員を目指す学生が民泊を体験。保育所や小学校の授業に参加したり、農作業体験や放課後の空き教室を利用した学習教室「子ども未来塾」の様子や町の観光施設などを見学して地域の魅力を学んできた。今年春には紀州備長炭製炭所や町防災センターを訪れて、地域の産業や防災についても学んだ。
これらの学習をさらに発展させ、同女学院の短大を含めて大学等の教育研究や地域の人材育成、学生の就職支援につなげようと、連携協定の締結で合意。教育実習や学校ボランティア、インターンシップなどを受け入れることで、学校教育と保育の質向上を図るとともに、文化や教育、学術等の分野で相互協力し、教育分野で働く人材を養成する学校側と、協定をきっかけに地元への若者定住促進を目指す町側の思いを実現していく。
日高川町と大学との連携は、県の「大学のふるさと協定」を締結した桃山学院大(大阪府)に次いで2校目になる。調印式は、29日午後2時から町長室で行い、森田登志子・学校法人和歌山信愛女学院学長・理事長と久留米啓史町長が協定書の書面を交わす。
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● 御坊市が市立図書館公共端末を更新し、マイナカードで電子申請が可能に
● 由良町ジュニアリーダークラブが日高川町防災センターを見学し、水圧や消火を体験・過去の水害を学ぶ