19日告示の日高町長選で無投票3選を果たした現職の松本秀司氏(66)=志賀=は当選から一夜明けた20日朝、自宅で「責任の重さを実感しながら、次期へ気持ちを新たにした」と決意。「笑顔で健康に暮らせる町づくり」をスローガンに、安心・安全の町に向けて道路改良や防災対策など主要課題をあげ「住民の声を聞きながら、施策を展開したい」と意気込みを話した。
松本氏は「気持ちが高ぶっており、早く目が覚めた」と午前5時に起床、朝から電話やメールの対応にも追われた。無投票当選を振り返って「信任していただいたと思っており、町民の皆様に感謝するばかり。これに報いていくのが私の仕事であり、重みを感じて、結果を出していく覚悟。今後4年間、誠心誠意、町民のために取り組んでいきたい」と3期目への意欲をうかがわせた。
日常の生活道路、防災道路である県道や町道の主幹道路整備促進とともに、通学路における子どもたちの安全を確保したい考えで、防災では地震、集中豪雨から住民の生命と財産を守るため、砂防えん堤の整備、河川改修、ため池整備を促進し、地域の防災・減災を図る。
がんは早期発見できれば治る病気として、胃カメラ等のがん検診自己負担無料化をあげるほか、保健・医療・福祉連携体制の一層の充実を図り、高齢者の介護予防、健康づくりを推進。スローガンにもあるように、すべての町民が健康で長生きできる環境作りを目指す。
松本氏は「若い世帯が移住してきてくれており、人口が増えている町でもある。子育て支援の充実は重要」とし、土曜日の全日保育の時間を現状の午前8時~午後4時から、午前7時30分~午後6時30分に延長していく。
旧比井小学校の有効利用で入る事業者が、地域コミュニティーの場づくりや産品販売を手がけ、道の駅的になりそうで、産湯海水浴場や町営温泉館「海の里」みちしおの湯など比井崎地区の海岸筋観光ルートに加え、連携的な取り組みで振興につなげたいとした。
新型コロナウイルス感染症へはワクチン接種などを十分に対応することはもちろん、農業者の高齢化、担い手不足に伴う耕作放棄地の増加から、集積して農業を営む人に対しての補助検討や漁港施設へのフォローもできたらという。
内原小校舎改修といった教育の充実、住環境対策など課題は山積で、財源が少ない中、ふるさと納税も財源確保に大きく、取り組みを促進する。松本氏は「誠実と実行をモットーに町民、議会の皆さんの声を聞きながら、着実に町政を進展させていきたい。今後も健全財政を堅持しながら、重要度や優先度をつけて、しっかりと取り組みたい」と意気込みを話した。
当選証書は25日に町役場3階大会議室で交付。26日に初登庁する。
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