
色とりどりの錦鯉が泳ぐ親水池

錦鯉PR看板そばに鯉のぼりも
御坊市観光協会が、創立30周年記念事業の一環でゴールデンウイークから5月末にかけて日高港塩屋緑地「Sioトープ」で初の「鯉まつり」を行う。親水池には会員や市職員らが放流した色とりどりの錦鯉約70匹が元気に泳ぎ回っており、新たな観光スポット、地域住民に親しまれる憩いの場として売り出していく。「鯉」と「恋」をかけて「恋人の聖地」にしようというアイデアもあり、数を増やしながらにぎわい創出に向けた取り組みを行う。
親水池は延長約100メートル、幅は最大15メートルあり、自然石を使った護岸や砂浜、木橋など整備し「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な漫画家、故・水木しげるさんが描く「鬼太郎」や「ぬらりひょん」など和歌山の妖怪計10体の石像も設置。平成21年のオープン当初は海水を汲み上げていたが、藻が発生するなど管理が難しく、新たに井戸を掘り、29年5月から地下水を汲み上げて池に流す淡水に変えた。
舞妃蓮保存会の協力で北塩屋中山ハス池から舞妃蓮を分根するなど環境整備に努めているが、藻の発生が続き、管理に時間と労力がとられるため、市商工振興課と市観光協会役員が藻対策として昨年6月から試験的に錦鯉を約30匹放流。藻を食べてくれる効果はあったが、30センチ以下はほとんどが青サギに食べられたため、その後は35センチ以上の鯉を放流。会員や市職員・臨時職員が自腹で購入した鯉を放流し、少しずつ数が増え、今は約70匹が元気に泳ぎ回っている。
種類は紅白、大正三色、銀鱗紅白、昭和三色、丹頂三色、山吹黄金などさまざま。大きさは73センチを筆頭に50~60センチも多い。自分が放流した鯉と分かるようにハートや水玉模様など特徴のある鯉を選び、それぞれ「まもる」「しんや」「恋(れん)」「レンゴク」など名前を付け、家族や夫婦でエサをあげるなど成長を見守り、職員から「夫婦仲が良くなった」との声も。地元住民も毎朝エサをあげたり、ゴミを拾い集めるなど協力し、少しずつ鯉を見に訪れる人も増えている。
鯉が泳ぐSioトープを新たな観光名所として売り出していこうと、観光協会が創立30周年記念事業の一環で「鯉まつり」と題してPRする。家で眠っていた鯉のぼりを持ち寄り、東屋のそばに上げたのに続き、御坊駅前商店街振興組合が駅前広場で行ったイルミネーションの道具を借り、18日の週に東屋や木橋周辺に設置し、25日から5月末まで毎夜点灯させる。
観光協会事務局は「イベントは特に予定していないが、錦鯉にエサ(パンも可)をやったり、写真を撮ったり、夜間はイルミネーションを楽しんで下さい。池にはウナギやハゼ、テナガエビ、フナ、カニ、カメなどもいるので、ぜひ家族や友人連れでお越し下さい。今後も鯉の数を増やし、にぎわい創出に向け、いろんなアイデアを考えていきたい」としている。
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