
来年度完成をめざす防災福祉センター(完成イメージ図)
印南町は7日、令和4年度当初予算を発表した。一般会計予算は歳入歳出それぞれ前年度比13・2%増の65億214万8000円で、新庁舎建設時の平成27年度の67億8898万円に次ぐ過去2番目の積極型予算。町は「『チャレンジとスピードアップ 希望をもてるまちづくり』の推進」をスローガンに、防災福祉センター(仮称)建設や中学校統合に向けての建設予定地調査設計、切目橋本体工事着手、町道改良工事など必要な施策へ積極的に予算付けした(6面に関連)。
主な歳出は、防災福祉センター工事請負費7億5606万3000円、町道上野山線工事請負費3億100万円、切目橋架け替え工事請負費3億円、統合中学校建設予定地測量調査設計業務費1億4400万円 ふるさと応援基金積立金1億円、ふるさと応援寄附金決済手数料5170万円、斎場火葬炉設備更新工事費1750万円など。
防災福祉センターは南海トラフ巨大地震などによる津波被害に備え、浸水地域にある町社会福祉協議会が入る町福祉センター施設を庁舎近くの高台に移転し、防災の拠点と福祉の拠点を併せ持つ複合的な施設として海抜30メートルの役場庁舎北側の町道沿いにある3384平方メートルの町有地に建設するもので来年度中の完成をめざす。
施設は鉄骨2階建て(延床面積1260平方メートル)。別棟の倉庫(鉄骨2階建て、延床面積300平方メートル)を設け、センターと倉庫を間につなぎ大屋根(10メートル×18メートル)を設置。空き地となる大屋根の下は災害時の避難者やボランティアの受付場所などに活用する。
町道上野山線は海抜30メートル近くあり避難場所となる印南避難センターもある高台エリアを通る。周辺の一部が宅地化され、住宅が建設されているが、道路沿い周辺は約2万平方メートルが農地で、道路整備を進めることで宅地化を促すため改良事業に昨年度から着手。延長1・1キロの町道を幅員約4メートルから車道7メートルに拡幅するとともに歩道(2メートル)も設け令和6年度中の完成をめざす。
同町は高台の宅地化を促すため水道管敷設などのインフラを整備する未来投資事業も進めており、道路改良工事と合わせて来年度は水道管敷設にも取り組むため当初予算に1750万円を計上している。
令和元年度から取り組んでいる切目橋架け替え工事は今年度で撤去工事を終え、橋梁の下部(橋脚)工事に入る。来年度から本格的に本体工事に取り掛かり、令和7年度中の完成をめざす。統合中学校建設予定地調査設計はこのほど、中学校統合委員会の答申を受けて取り組む。建設予定地は印南地内の宇杉ヶ丘団地東側の宇杉と光川両区にまたがる広さ7・5ヘクタールの用地で地権者は43人。来年度に都市計画法に基づく開発行為許可申請や林地開発許可申請手続きを行う。測量調査設計業務のほか、建物等調査業務も行うため当初予算に1800万円を計上している。
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