野球独立リーグ 山崎頼樹選手(日本福祉大)と愛媛が交渉権 名田の親子鷹がNPB目指す 〈2020年11月26日〉

NPBを目指して独立リーグでの活躍を誓う山崎選手


 愛知大学野球2部リーグ秋季リーグで活躍した日本福祉大の山崎頼樹外野手(22)=御坊市名田町楠井、紀央館高卒、182センチ・83キロ・右投右打=が、野球独立リーグ四国アイランドリーグplusのドラフト会議で愛媛マンダリンパイレーツから指名された。山崎選手は希望球団を逆指名できる特別枠で交渉権を獲得。学童野球の名田黒潮で監督を務める父・彰久さん(51)と親子鷹で歩んできた山崎選手は「1年目からタイトルを取り、来年はNPBのドラフトで指名を受けたい」と夢実現を誓った。

 小学1年から父・彰久さんがコーチだった名田黒潮で野球を始め、6年の時には監督と選手として戦った。名田中野球部では日高選抜にも選ばれ、紀央館に進んだ。高1秋から外野手のレギュラーを取り、3年春の県大会準優勝で近畿大会に出場。この年の選抜優勝校の智辯学園(奈良)と対戦、0-3で敗れたが、大きな経験を積んだ。
 高校生活最後の夏も3番・中堅手で先発出場したが、試合序盤に熱中症でグラウンドを退いて敗退。不完全燃焼のまま野球があきらめられないと愛知大学野球の2部リーグの日本福祉大に進んだ。山崎選手は恵まれた体格を生かして1年春季リーグからDHでレギュラーを獲得。2年春はケガで苦しんだが、3年春からは4番・外野手でチームをけん引した。最上級生となった今年は、新型コロナの影響で春季リーグは行われず、最後の秋季リーグでは全試合4番で出場。打率・382、4本塁打、16打点、出塁率・452に7盗塁で走攻守に活躍して敢闘賞を受賞した。
 プロ野球ドラフト会議での指名はなかったが、NPBに入る夢をかなえるために独立Lでのプレーを決意。NPBに多くの選手を輩出する愛媛マンダリンパイレーツへの道を選ぶと、選手が希望球団を申告して入団することが出来るドラフト会議の特別枠でトライアウト受験なしで入団交渉権獲得が決まった。
 山崎選手は「自信のある長打力と走力を生かして、1年目から外野のレギュラーとしてタイトルを獲得する。NPBの夢をかなえて両親や兄に恩返ししたい」。2歳年上の兄・透磨さん(24)は、大学野球に進んだ弟に野球道具を支援するなど家族が全面的にバックアップ。父・彰久さんは「独立Lでやるからには、野球人として一番上の世界を目指して頑張ってほしい」と話した。


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