
共栄橋上から放水する団員
印南町消防団(岡本正雄団長)は15日、共栄地区(宮ノ前、古屋区)の共栄橋周辺で秋の全国火災予防運動に合わせて防火デー合同訓練を実施。大規模住宅火災を想定して行い、各分団の出動時の連携や適切なポンプ運用の確立、ホース連結や放水技術向上を図ったほか、対策本部を設置し現場の状況を的確に把握するためドローンを飛ばすなど本番さながらに取り組んだ。
住宅火災が発生、延焼拡大中との想定で団員215人が参加。午前8時30分にまずは第5分団が出動したが、同分団だけでは鎮圧できないと判断。10分後に第3、第4分団が出動、さらに10分後に第1、第2分団が現場へ出動。切目川や防火水槽を水源にし、ポンプ車と可搬式ポン積載車でホースを連結しながら延長(240メートル~980メートル)し6線で想定火点の共栄橋上から放水。地元第5分団の10分後を皮切りに40分後には全分団が放水を開始した。団員は日裏勝己町長が見守る中、きびきびとした動きでホースを連結するなど訓練に汗を流した。
火災現場の状況を的確に把握するためドローン3台を飛ばし、設置した対策本部で日裏町長らがドローンからの映像をモニターで確認する演習にも取り組み、赤外線サーモグラフィーカメラやスピーカー機能を備えたドローンの試験飛行も行い、町は行方不明者捜索などで活用できないか検討していく考えだ。
訓練終了後、団員を前に日裏町長が労をねぎらうとともに「印南町の安全・安心のためにより一層ご協力をいただきたい」と述べ、最後に岡本団長が講評し「火災や災害はいつ起こるか分からない。いつでも万全な状態で出動できるよう備えてもらいたい」と呼びかけた。
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