令和2年秋の叙勲に県内から40人が受章した。日高地方から瑞宝双光章に選挙管理事務・郵政事業功労で美浜町浜ノ瀬205、元町選挙管理委員会委員長で元特定郵便局長の寄住敏和氏(82)。瑞宝単光章に消防功労で御坊市塩屋町南塩屋364、元市消防団分団長の浦河秀行氏(67)-の2人が選ばれた。ともにその道一筋の功績が認められた。新型コロナウイルス感染予防で拝謁は行わない。伝達式は5日に県庁で行う。
明るい選挙執行に尽力
瑞宝双光章 寄住敏和氏
平成3年10月に美浜町選挙管理委員会委員となり、28年間の永きにわたり在職。たゆまぬ研究心と卓越した見識、指導力を持って、各種の選挙に際し適正な管理執行に努め、公職選挙法に従った明るい選挙の執行を通じて、地方自治の発展に力を尽くした。
選挙制度の普及、啓発等に誠心誠意取り組み、関係法規等の研究や後輩委員の指導、事務の合理化にも注力。投票率の向上や正しい選挙への有権者意識向上にも努め、高邁な選挙信念をもって職責を全うした。温厚誠実で清廉潔白、責任感が強い人柄は、広く地域住民の信望を集め、選挙管理委員会の円滑な運営に大きく貢献した。
郵便局職員として昭和31年6月から44年にわたり奉職し、南部郵便局副局長、三尾郵便局長等を歴任。郵便・貯金・保険・配達等の業務に邁進し、ボランティア活動や地域イベントへの参加等を通じて積極的に地域と関わり、地域の身近な郵便局として住民に親しまれるよう努力を重ねた。
平成8年5月から18年間は、保護司として罪を犯した人や非行少年の社会復帰を支え、犯罪予防の啓発等に尽力。平成13年12月から12年間は美浜町民生委員・児童委員として、地域住民の暮らしと福祉のよき相談相手となり、地域社会の安全安心と福祉の増進に貢献した。向き合う相手が心を開いて気軽に話せる自身であるよう常に心がけ、役職を意識することなく親身になって寄り添った。
寄住氏の話 皆さんに助けられ協力頂き健康にも恵まれ務め上げられた。感謝の気持ちでいっぱい。これを一つの励みにしたい。
消防団活動36年の功績
瑞宝単光章 浦河秀行氏
昭和54年4月に御坊市消防団塩屋分団員を拝命。班長、部長を経て、平成18年に副分団長、同23年に分団長に就任。同27年に退団するまで36年の長きにわたり、地域の消防力強化や防災活動に尽力した。
平成21年5月に南塩屋で発生した山林火災では、真昼だったこともあり、仕事を妻に任せて現場に臨場。分団長を補佐し、若手団員らとともに火災の最前線に向かった。消火活動は長時間におよび、夜中も山中で待機するなど鎮火には2日以上もかかったという。
分団長になったばかりの平成23年5月には、北塩屋で大規模な山林火災が発生。凄まじい勢いで燃え広がる中、消防本部と合流し状況を確認。水利部署の指示や的確な陣頭指揮で団員、車両を配置させ、団員とともに火点に向かい、火災の完全鎮火に貢献した。
家業の米屋を営むかたわら、当時の分団長のすすめで26歳で入団。「地域のために活動したい」との気持ちで、時には、仕事を後回しにして、消防団活動に取り組んできた。分団長になってからは、「けが人は絶対に出さない」との強い思いを胸に、団員の安全管理を徹底した。若手団員の経験不足を補おうと、火災などを想定した訓練も多く取り入れたり、地域の一人暮らしの高齢者に対しても、火災予防の声かけも行い、地域からの信頼も厚い。現在は、交通安全協会御坊支部塩屋分会長や御坊市民生委員などを務め、地域貢献を続けている。
浦河氏の話 家族や関係の皆さんのご協力で受章させていただいた。今後も地域のために貢献、日々精進していきたいです。
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