広域連携で体験型観光推進へ 由良、印南、日高川3町で組織化 将来は7市町目標 〈2020年2月22日〉

 教育旅行をはじめとした体験型観光を広域連携で推進するため、由良、印南、日高川各町の教育旅行誘致組織と日高振興局が、由良・印南・日高川体験型観光推進協議会を組織することが決まり、25日に日高振興局で設立総会を開く。モニターツアーや県外プロモーション活動などを行い、観光客受け入れ態勢の整備に努めながら、令和3年度以降に管内7市町がすべて参画した広域組織化をめざす。

 日高地方で広域連携による受け入れ組織を整備し、窓口を一本化することは長年の懸案だが、課題が多く実現していない。日高広域観光振興協議会が今年度事業で体験型観光研修会を複数回開き、管内7市町の行政、観光協会、各種民間団体代表が地域資源を活用した教育旅行や一般旅行者向けツアーなどアイデアを出し合い、今後の最優先課題として受け入れ組織の必要性が再確認され、取り組みへの気運が高まった。
 これを受け、日高振興局が音頭を取り、国内外の教育旅行を受け入れるなど実績と経験を積み上げている教育旅行誘致組織がある由良、印南、日高川3町が先行する形で体験型観光推進協議会を設立する。構成は由良町教育旅行誘致協議会(寺井久延会長)印南町教育旅行誘致協議会いなみかえるの宿(辻井修会長)日高川町の「ゆめ倶楽部21」(山下泰三会長)日高振興局地域振興部の4団体。3町担当課はアドバイザーで参加する。
 25日午前10時から日高振興局別館で設立総会を開き、規約や令和2年度事業計画・予算を決め、役員を選出する。計画では(1)教育旅行における体験プログラム、宿泊(民泊、民宿分宿)の提供に当たるスキルアップ、受け入れ態勢方針の統一化を目的とした研修会を開き、その実現に向けた取り組みを進める(2)県外プロモーション活動として愛知県や神奈川県、大阪府など県外の学校を訪問し、3町あるいは日高地方の魅力をPRするスクールキャラバンを実施する(3)都市部の企業ニーズを調べ、3泊4日程度のモニターツアー実施などを予定している。
 まずは3町で取り組みを進めながら、令和3年度以降は他市町に参画を働きかけ、ゆくゆくは7市町の官民連携による広域組織化をめざす。ただ、市町によっては民間の受け皿組織が整備されていないところもあり、今後組織化できるかなど課題も残る。


 その他の主なニュース

4月10日午後 市内18メートル道路 聖火リレーで全面通行止め

 電飾イベントで地域盛り上げ取り組みの真妻やまびこ塾に振興局長感謝状贈呈

3月1日 サウンドカフェねいろでエアブラシ実演・作品展示

由良町 白崎海洋公園(道の駅)で記念グッズ販売再開