1人欠員に伴う印南町議補選は9日に投開票が行われ、新人の木村栄一氏(62)=島田=が2341票を獲得し当選を決めた。町初の女性議員をめざした丸山則枝氏(64)=印南=は1509票と及ばず涙をのんだ。当日有権者数は6940人(男3229、女3711)、投票率は56・80%、投票総数は3942票、無効92票だった。
8時ごろから事務所に多くの支持者が詰めかけ開票結果を待った。午後8時50分ごろに第2回発表で当選の連絡が入ると100人の支持者から「やったー」「よかった」と大きな拍手とともに事務所は歓声に包まれた。
木村氏は「自分も含めスタッフみんなが初めての選挙で手探り状態で、手応えとか全く分からなかった。皆さんに『頑張ってよ』などと声をかけてもらったが票につながるか不安だった」と町内初となった補選を振り返り「一緒に戦ってくれたスタッフ、支援いただいた皆さん方、支えてくれた家族のおかげで当選できたと本当に感謝しています」と喜ぶとともに「その期待に応えなければとの思い、使命を強く感じている」と気を引き締め「住民の皆さんの声を聞きながら農林水産業の振興、災害に強いまちづくりの推進、教育環境の整備など努めたい。今の気持ちを忘れずに住民の皆さんと町行政との橋渡し役となって、将来にわたり町が発展できるよう頑張りたい」と意欲を見せた。
祝勝会で坂田和彦選挙責任者が「皆さんのおかけで圧勝することができました」と礼を述べ、孫の木村幸栄君(南部小4年、10歳)、梨乃ちゃん(愛之園保年長、6歳)から「おじいちゃんおめでとう」と木村氏と妻・三千代さん(62)に花束が贈られた。教え子の清流中平成14年度卒業生一同や女性支持者からも花束が贈られ、当選祝いに駆け付けた日裏勝己町長や冨安民浩、玄素彰人両県議が祝辞、今後の活躍に期待を寄せた。当選を祝し西田佳司街宣部長の音頭で万歳三唱、脇田信也選挙事務長の音頭で乾杯し喜びを分かち合った。
敗れた丸山氏は「支援いただいた皆さんに感謝申し上げます。今回勉強したことを生かし1年半後の町議選に出馬したい」と話した。
無効票の内訳 白紙49▽雑事21▽記号・符号13▽候補者でないものを記載7▽何を記載したか確認しがたいもの1▽他事記載1▽合計92。
その他の主なニュース
● 日高町にベトナム住みます芸人が来町。町長と歓談、観光地PR役に
● 若草旗少年野球抽選・開会式。山本隼也主将(由良S)力強く宣誓
● 第14回日高川町農業祭盛況。品評会展示販売など賑わう
● 8日 ごぼうまちゼミスタート