
屋台が激しく競り合う

県無形文化財の重箱獅子
日高地方の秋祭りトップを切って2日、印南町の山口、印南両八幡神社の祭礼「印南祭」が行われた。午前中は印南漁港で屋台が激しく競り合ったほか、神社で獅子舞や踊りなどを奉納した。秋祭りは印南祭を皮切りに5日は御坊祭、13日は笑い祭(日高川町)、20日は由良祭、27日は吉田祭(御坊市)など日曜日を中心に11月3日の宝神社祭(御坊市)や寒川祭(日高川町)まで1カ月間にわたって続き日高路は祭り一色となる。
午前中は山口八幡神社では御坊市名田町から野島、上野、楠井、印南町から津井、浜、地方の屋台6台が印南漁港に集まり、のぼりが競り合ったあと、若中らが担ぐ屋台が激しくぶつかり合った。若中らの「ソリャ、ソリャ」という威勢のいい掛け声とともに屋台が競り合ったほか、屋台を合わせて高々と持ち上げるなどで気勢を上げた。漁港から神社に移動し、神事に続いて、地方区の雑賀踊りなど奉納。
東山口、光川、宇杉、本郷が参加する印南八幡神社祭礼は、午前中に神社で県無形文化財の東山口の重箱獅子が行われ、4基の屋台が宮入りし、各地区の獅子舞が奉納された。
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