御坊市「ふるさと納税」30年度も好調維持、過去最高前年度同期の1・8倍増 〈2018年8月22日〉

好調を維持している「ふるさと納税」


 御坊市は、20日現在の平成30年度ふるさと納税実績をまとめた。28年12月からインターネットを活用した大手のポータルサイト2社に事業委託し、2年目の29年度は全国から過去最高の6501件、1億395万7008円の寄付が寄せられ、目標の1億円をクリア。3年目の30年度は1社増やした3社に委託するとともに、出店業者や品数も充実してきており、前年度同期より件数、寄付額ともに1・8倍増と好調を維持している。

 大手のポータルサイト「ふるさとチョイス」=(株)トラストバンク=と「楽天市場」=楽天(株)=の2社に事業委託。29年度は楽天が4817件、6823万5000円。チョイスが1649件、3334万2008円。市への直接申し込みが35件、238万円。寄付額は1万円が全体の約9割を占め、最高額は50万円。品物はイチゴの県オリジナル品種まりひめが最も多く、次いで旬のフルーツセット、せとかなど柑橘類、毛皮、スイカが人気を集めた。
 30年度はソフトバンクグループの「さとふる」=(株)さとふる=を委託業者に追加。20日現在で2649件、3324万5000円の寄付があった。内訳は楽天が1434件、1722万2000円。さとふるが666件、798万6000円、チョイスが536件、732万7000円。市への直接申し込みが13件、71万円。前年度同期(4月~8月末)は1507件、1852万8円で件数、寄付額とも1・8倍増加した。
 委託業者が3社に増えたことに加え、出店業者、品数も当初の13業者、32品目から30業者、225品目に増えたことが要因と考えられる。品物はフルーツセットがトップを占め、2位の小玉スイカ(ひとりじめ7)が大幅に増加。3位は梨、4位はいちご(まりひめ)が続き、野菜・果物で全体の80%を占める。寄付額は1万円が多く、最高額は50万円。寄付者は東京都が24%で最も多く、次いで神奈川県、大阪府、愛知県、兵庫県。関東圏が全体の約45%を占めている。
 今のペースでいけば初の2億円突破も期待されており、市企画課は「今後も内容を一層充実させ、御坊の魅力発信に努めたい」としている。返礼品は寄付額の3割程度。これに送料、手数料を加えた必要経費は約55%あり、残りの約45%が市の収入となり、子どもの教育環境整備や安心して暮らせる福祉の充実に活用している。また、寄付者には礼状、市の1年間の出来事をまとめた「ふるさと通信」を送付して魅力発信に努めている。

「より喜ばれる返礼品に」
楽天担当者が講演

 市は、出店業者をさらに増やすとともに、効果的に商品を発信するノウハウを学んでもらおうと、20日に市役所で事業者向け講演会を開き、楽天(株)ふるさと納税担当の安達知洋氏がふるさと納税の現状と今後の展望、発信力を強化する方法を話した。
 安達氏は「楽天ふるさと納税で寄付したユーザー数は大幅に増加しているが、日ごろ楽天を利用している人で寄付した人の割合はごくわずか」と今後伸びしろが大きいことを紹介。発信方法ではインターネットに載せる商品名はできるだけ小刻みに入力することや楽天イベントを活用すること、数量限定や特別・増量を付け特別感を出すことなどを挙げた。


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