おんぱく2018「きてつフェスタ」にぎわう 〈2018年5月8日〉

おかし列車で菓子のつかみ取りに挑戦


 御坊、日高地方全域を舞台に開催中の地域活性化イベント「御坊日高博覧会2018(おんぱく)」で5日、紀州鉄道(株)=本社東京・中川源行代表=の設立90周年プログラム「きてつフェスタ」が紀伊御坊駅で行われた。多くの家族連れらが「おかし列車」の乗車や車内での宝探しゲームなどゴールデンウイークの鉄道イベントを楽しんだ。

 御坊日高地域の活性化と魅力の発見へさまざまな取り組みをしている日高高校わかやまクラフトとのコラボプログラム。おかし列車はこの日限りの臨時運行で、子どもたちはチョコレートやポッキーなどの菓子箱を飾り付けたメルヘンな車両の旅に大喜び。菓子のつかみ取りに挑戦しクッキーや飴、グミなど手に笑顔が弾けていた。
 会場ではわかやまクラフトプレゼンツの「ミニゲームコーナー」をはじめ、列車が3Dになって大モニターを駆け抜ける「3Dイラスト体験」、八ツ房の「紀鉄弁当販売」、イラストレーターもふもふ堂制作の「イラスト披露」、鉄道ジオラマの展示、グッズ販売などさまざまな催しが行われ、多くの家族連れらが楽しいゴールデンウイークの1日を過ごしていた。
 おんぱくは御坊、日高の魅力を発信する地域活性化イベント。4回目の開催となった今年は「出会い」をテーマに先月14日に開幕、45の体験型交流プログラムを提供している。期間は今月13日まで。多くの参加者を楽しませてきたおんぱくも残りあとわずか。8日はハーバリウム、9日は寿司握り体験、11日は座禅体験などのプログラムを実施。12日はロードバイク、アールブリュット作品の仮面晩餐会、コチョウランアレンジメント、コーヒー講座など多数の魅力的なプログラムを用意。13日は美浜町の煙樹ヶ浜いこいの広場周辺でエンディングイベントを開催する。


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