
今年度から開講の笠松小では全児童が放課後の未来塾に
登録している
日高川町が、県下初のモデル校で実施し、昨年度から町内小学校に本格導入した放課後の空き教室を利用する学習教室「子ども未来塾」は、2年目の今年度、実施校を5校から7校に増やし、登録児童数も234人で約6割の児童が参加するなど好評だ。「子ども居場所づくり推進事業」として実施し、放課後の居場所づくりだけでなく、地域が一体となった学力の向上の場につながっていると評価されている。
平成27年度に県下で初のモデル校として日高川町が川辺西小で放課後学習教室を導入した。28年度からは同校を含む川辺地区4校と寒川第一小で町主催の子どもの居場所づくり推進事業「子ども未来塾」として開講。さらに今年度からは三百瀬、笠松両小学校でも開講し、夏休みなどの長期休暇を除く毎週2回、授業が終わった学校の空き教室で、元教諭ら地元の指導員が児童たちの宿題などを教えている。
昨年度の開講当初、5校で登録した児童は146人だったが、年度後半には178人に増加。「学校で宿題を済ませて帰ってくる」「家庭の勉強に取り組む姿勢が変わった」など保護者にも好評で、今年度からは2校でも開講し、登録児童数は234人となった。実施7校の全児童数は396人で登録者数は59・1%に達し、ほぼ6割の児童が未来塾に参加している。
今年度から実施の笠松小では児童16人全員が登録し、寒川第一小でも15人中13人、最も児童数が多い川辺西小でも203人のうち104人が登録するなど全7校で登録率は50%を超えており、江川小で68・1%、和佐小でも64・1%など高い登録率となっている。
参加料(傷害保険掛け金)は1人あたり年間800円で、学期中に週2回の割合で開講。児童の生活スタイルに合わせて、参加日や時間も自分で決められる。最も多い川辺西小では5人の指導員が付き、地域の元教員らの指導で空き教室を使って宿題や自主学習を行っており、保護者からも未来塾の効果を感じている意見が多く聞かれる。
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