御坊市ふるさと納税目標クリア、年内に3000万円確実 〈2016年12月29日〉

ネット活用の「ふるさと納税」順調


 御坊市は、ふるさと納税制度を活用して御坊の魅力を全国発信しようと、インターネットを活用した大手のポータルサイト2社に事業委託し、今月1日から運用を開始。27日現在で2138件、2543万円の寄付があり、今年度目標額2000万円をクリア。年内に3000万円を超えるのは確実と見られ、ネット効果に市企画課は「うれしい悲鳴」と喜んでいる。返礼品はフルーツセットやミカンが人気を集めており、市のPRにつながっている。

 実績のある大手のポータルサイト「ふるさとチョイス」=(株)トラストバンク=と「楽天市場」=楽天(株)=の2社に事業委託。返礼品は市内に事業所がある法人、団体、個人事業者を対象に公募し、13業者がミカンや野菜、フルーツ、菓子、魚など特産品を中心に32品を出品。寄付額は1万円、2万円、3万円、5万円、10万円、30万円、50万円のコースがあり、寄付額にあわせて好きな商品を選択できる。
 開始2週間で1000万円を超え、23日に目標の2000万円を突破。27日現在で「ふるさとチョイス」は787件、919万円。「楽天市場」は1343件、1556万円。直接申し込み8件、68万円。あわせて2138件、2543万円の寄付があり、目標額を大きく超えた。1日平均約100万円の寄付があることや30日と31日に利用する人が多いことから年内に3000万円を超えるのは確実と見ている。
 すべての都道府県から寄付があり、東京都535件、大阪府215件、神奈川県201件が上位を占める。地域別は関東地方が48・4%、関西地方が23・6%で、両地域で70%を超えている。寄付額は1万円が最も多く、最高は50万円。返礼品はミカンが多かったが、20日に出荷をやめた店もあるため、フルーツセットがトップを奪い、ミカンは2位、3位となった。これからが旬のイチゴも伸びてきているほか、野菜セットや紀州うめどり、ミンク(毛皮)、干物も上位に入っている。
 3000万円を達成すれば返礼品代や送料、手数料を除いた約1300万円が市の収入になり、子どもの教育環境の整備や、安心して暮らせる福祉の充実に活用する。市企画課は「目標を大きく上回りありがたい。予想以上の反響でうれしい悲鳴です。年末に親戚の方が帰省された際に、ふるさと納税を利用を呼びかけていただきたい。出品事業者も随時募集しています」と話している。来年度は夏場のスイカ、メロン、ナシなども加わるため「5000万円いけるのでは」との声もあり、今後は出店者を増やし、商品の充実に努めたい考え。
 ふるさと納税の寄付額は初年度の平成20年度は約110万円、21年度から26年度は年平均50万円。27年度は返礼品の対象者を拡充したことで163万円に増えたが、億単位の寄付がある自治体もあり、充実を求める声があった。これまでは「返礼品の華美な競争は趣旨にそぐわない」と、返礼品の選択制などは取り入れなかったが、柏木市長が今年5月の市長選で「ふるさと納税の積極的活用」を公約したことでインターネットを活用した。


その他の主なニュース

 MOA美術館児童作品展で坂成海さん(内原小)厚生労働大臣賞

 御坊市が認知症対策で総活躍ネットワーク推進会議設立、先進モデル全国発信へ

 U-12女子サッカートレセン県代表に山野夏帆(由良FC)家吉晟礼(美浜JFC)さん

 大阪桐蔭の泉口友汰、小泉航平選手(河南中出身)来春の選抜で活躍誓う