11月5日「世界津波の日」国連で正式採択 〈2015年12月25日〉

横断幕を除幕し、万歳三唱で制定を祝う


 自民党の二階俊博総務会長(76)=御坊市島、当選11回、志帥会(二階派)会長=が提案した11月5日の「津波防災の日」を「世界津波の日」に制定する決議が日本時間23日午前5時50分に国連総会において全会一致で採択され、正式に国際デーに決まった。二階会長は同日午前中に稲むらの火の館がある広川町で開いた横断幕除幕式、記念餅投げの祝賀行事に出席し「一人でも多くの命を救う精神で頑張りたい」と津波防災への決意を示した。

 決議採択を受け、稲むらの火の館で「祝世界津波の日制定」などと記した横断幕(横3・3メートル、縦1メートル)の除幕式があり、二階会長が「今朝、国連の吉川大使から『世界中の賛同を頂き、全会一致で採択が決まった』と報告があった。国際社会が手を組み、挑戦し続ける気概がないと、自然災害の猛威には勝てない。我々は次なる提案、模範的な活動をする義務と責任を負った。世界津波の日をしっかり根付かせ、160年前の稲むらの火の故事を後世に伝え、語り継いでいくことで一人でも多くの命を救えるようにみんなで頑張ろう」と決意を新たにし、来年3月に国連で開く日本主催の記念イベントにも出席する考えを示した。
 吉井和視・党県連幹事長(県議・有田郡選出)が「歴史に残る日だ。二階先生の大きな力で制定できた。今後は世界津波の日を観光に結びつけることも考えたい」、西岡利記広川町長は「今年は輝かしい一年になった。最後に大きなプレゼントがあり、本当にうれしい」と述べ、横断幕を除幕し、万歳三唱で祝った。引き続き、町民多目的広場に場所を移し、祝砲の花火を打ち上げ、餅まきを行い、多くの町民が参加し、祝賀ムードに包まれた。
 二階会長は党国土強靱化総合調査会長も務め、災害から国民の命を守り抜く国土強靱化政策を推し進め、平成23年に「津波対策の推進に関する法律」を全会一致で成立させ、法律で大津波から村民を守った広川町の「稲むらの火」の逸話をもとに11月5日を「津波防災の日」に制定。今年3月に仙台市で開いた国連主催の第3回国連防災世界会議で「世界津波の日」とすることを提案。日本を含む142カ国が共同提案し、今月5日の国連総会第2委員会で採択されていた。


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