【日高町長選】 現職の松本秀司氏が無投票4選 〈2026年4月23日〉

孫から花束を受け、4選を喜ぶ松本氏


 任期満了に伴う日高町長選挙が21日に告示され、現職の松本秀司氏(70)=志賀=が3回連続の無投票で4選を果たした。午後5時にJAわかやま志賀事業所内の選挙事務所で当選の報せを受けた松本氏は、集まった支援者らとともに喜びを分かち合い、4期目へ新たな決意を示した。
 無投票当選が確定すると事務所内は拍手に包まれ、祝勝会には同町周辺の首長や議会議長、町議らが詰めかけ、喜びのムードが広がった。川崎英直後援会長は「無投票という報せが入り4選が確定しました。本当にありがとうございます。これもひとえに皆様方の支えがあってこそで、一人では、なしえなかったこと」と謝辞を述べ「松本氏には誠実と実行をモットーに、健康で笑顔に暮らせるまちづくりへ向け、新しい日高町を作っていただきたい」と期待を寄せた。
 来賓の県町村会副会長・日裏勝己印南町長は「日高町は人口維持の面で県下トップクラスを誇っており、松本氏はリーダーシップを持って、まちづくりや活性化に貢献されている。無投票3回連続は簡単なものではない」とたたえ「日高郡、和歌山県を引っ張っていってほしい」と祝辞。
 松本氏は「無投票当選は身に余る光栄。これまで職員とともに頑張ってきたが、今後も議会や町民の声を聞きながら、しっかり取り組みたい。住んでよかった、住みたいと思ってもらえる日高町に向け、初心を忘れず、町民の福祉と町政の発展のために誠心誠意取り組みたい。皆様には変わらぬご支援をいただきたい」と4期目の抱負を力強く語った。
 この後、同級生代表の楠本芳美さん(70)=同町荊木=や次女・木戸地さとさん(32)=和歌山市=の長男・翔希君(5)、長女・明璃ちゃん(1)が花束を贈呈。高見和杜後援会青年部長の音頭で万歳三唱して喜びを爆発させた。
 当選証書は27日に町役場3階大会議室で交付。28日に初登庁する。


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日高町長選告示、現職・松本氏4選向け独走ゴールへ 〈2026年4月22日〉

支持者を前に第一声を放つ松本候補


 任期満了(5月10日)に伴う日高町長選と、同時に行われる町議会議員補欠選挙(欠員1)は、21日に告示された。町長選には現職で4選を目指す松本秀司氏(70)=志賀=だけが立候補。届け出を済ませた後、選挙事務所で松本候補は力強く第一声を放ち、街宣へ繰り出した。他に立候補の動きは全くない無風の中、前々回の平成30年、前回の令和4年に続いての連続無投票が確実な状況で届け出締め切りを待った。20日現在の有権者数は6457人(男3037・女3420)。
 JAわかやま志賀事業所に設けた選挙事務所前での出陣式では、県議や田辺市など県下市町の首長、周辺の議会議長、町議ら多くの来賓や支持者が集まった。
 川崎英直後援会長が松本氏の3期12年の実績を紹介しながら「日高町は人口増加の町で、犯罪の少ない安心して住める優しい町。笑顔で健康に暮らせる町づくりに向け、松本氏が取り組んできた成果は、皆様方のアドバイスや力強い支えがあってこそ。無投票と言われるが、油断せず、皆様とともに選挙戦に臨み、町政を一歩一歩確実に前進させ、さらに素晴らしい町にしていこう」とあいさつ。
 来賓の県町村会長の岡本章九度山町長や坂本登県議、日高郡町村会副会長の山名実由良町長、三浦源吾御坊市長、浜地正由連合和歌山事務局長らが支援を訴えた。
 松本氏は「町道、県道は生活道路であり観光道路、通学路でもあり、インフラ整備をさらに前進させるとともに、防災・減災、子育て支援にも力を入れる。日高町は歴史・文化があり景観にも恵まれた町。来訪者を増やすだけでなく、住んでよかった、住みたいと思ってもらえる町づくりが大切」と第一声。
 4期目に向けては、柏上志賀間のトンネル早期実現や通学路整備など道路網の充実、砂防堰堤の造成や避難所の空調整備など防災対策の強化、給食無償化継続や屋内運動場の空調整備など教育環境の向上、がん検診の自己負担無料化継続など具体施策を掲げ「町民・議会の声を聞きながら思いを共有し、一つひとつ着実に進めることを約束する。そのために、皆さんの力強く、温かいご支援をいただきたい」と訴えた。
 後援会青年部長の高見和杜さんの音頭で頑張ろうコールで気勢を上げた後、松本氏は街宣車に乗り町内を巡り支持を訴えた。新人擁立の噂もないまま選挙戦へ突入しており、無投票の公算が大きく、午後5時の届け出締め切りを待った。


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【日高川町議選】新人・西川氏がトップ当選飾る 〈2026年4月20日〉

妻・知枝美さんや支持者らと万歳で喜ぶ西川氏


 任期満了に伴う日高川町議会議員選挙は、19日に投票が行われ、即日開票の結果、新選良12人が出そろった。大票田の地元和佐で支援を集めた西川富雄氏(63)が744の得票で初陣をトップ当選で飾り、美山地区で圧倒的な支持を集めた森岡富二氏(68)が648票で2位で新人が上位を占め、同じく新人の長岡正博氏(62)が12番目に滑り込み、前回11位当選だった現職・堀辰雄氏(73)と新人の玉置渡氏(48)と尾上武繁氏(47)が涙をのんだ。12年ぶりの選挙戦となり、有権者の関心は高いとみられていたが、投票率は78・77%で、12年前より4・78ポイントの大幅減。当日有権者数は7349人、投票者数は5789人、無効58票だった。

 トップ当選の西川氏は、見事大量得票で初陣勝利。事務所に午後9時過ぎ、「744票、トップ当選」と伝わると、集まった支持者の喜びの声と大きな拍手に包まれた。
 祝勝会では、酒井隆後援会長が「トップ当選で驚いています。これも西川さんの熱心さ、人柄の良さ、奥さまの知枝美さんの協力、お世話していただいた方々、後援会メンバー、家族の支えのおかげ。町だけでは解決できない課題も多いですが、西川さんなら町の発展のため、将来のために頑張ってくれる、県・国のことも前向きに取り組んでくれる」とお礼を述べ、活躍に期待を寄せた。西川氏は「トップ当選という大きな大きな支援、本当にありがとうございました」と頭を下げ、「新人で手探り状況のなか、後援会の皆さんが大寒の凍える頃から、町民の皆さんに私の政策を訴えていただいたことが、これだけ多くの得票に結びついた。有権者の皆さんには、『西川町政でしっかり頑張れ』という声をいただいたと思っています」と力を込めた。▼農林業の振興▼高齢者・障害者に優しいまちづくり▼子育て支援・教育対策▼災害対策の充実▼有害鳥獣対策のさらなる推進――の5つの公約実現に意欲を燃やし、「町内各地域をまわらせていただき、あらためてさまざまな課題があることを思い知らされた。自分ごととして一生懸命取り組みたい。今後ともよろしくお願いします」と決意をみなぎらせた。大阪市から駆けつけた孫の杉本衣都ちゃん(3)、果耶ちゃん(2)から花束が贈られ喜色満面。支持者らとともに万歳三唱を繰り返し、喜びを爆発させた。


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御坊市に県下最大規模の「GOBOスケートパーク」オープン 〈2026年4月19日〉

四十住さんが子どもたちをやさしく指導

三浦市長らがテープカットでオープン祝う


 御坊市が総事業費約1億7000万円を投じて御坊総合運動公園に建設した県下最大規模の「GOBOスケートパーク」オープニングイベントが18日に行われた。特別ゲストに東京五輪スケートボード女子パークで金メダルを獲得した岩出市出身の四十住さくらさんをはじめ、大阪や東京からトッププロスケーター11人を招き、式典や体験教室、デモンストレーションで盛大にオープンを祝った。
 四十住さんらトッププロスケーターを一目見ようと市内はもちろん県内や大阪など各地から若者、子どもらスケボー愛好者、地域住民ら約1000人(主催者発表)が集まった。
 記念式典で三浦源吾市長が「このスケートパークは『練習する場所がない。なんとかしてほしい』というスケートボードを愛する市内の若者たちの熱い願い、市内外の1万人を超す署名から生まれた。今日から皆さんの笑顔と交流を通じて『市民に愛される場所』へと育っていきます。『最高の聖地』とするためにもルールやマナーを守り、全国に誇れるパークにしていただきたい」とあいさつ。
 県内外から1万人を超える署名を集めるなどスケートパークの早期建設を求めてきた市スケートボード協会の上山綾太会長は「これからが大事。若い世代で御坊を盛り上げていきたい」、特別ゲストの四十住さんは「ルールを守り、ケガなく、楽しんで下さい。将来、オリンピアンが誕生するよう応援しています」と笑顔でエールを送った。
 四十住さん、三浦市長、弓倉正啓市教育長、宮路雅仁市議会議長、山田勝人市議、上山会長、森岡裕策・日本スポーツ協会専務理事ら9人でテープカットを行い、オープンを祝った。
 引き続き、四十住さんによる体験教室を開き、応募のあった61人から抽選で選ばれた3歳から50歳までの35人が参加。3グールプに分かれ、1グールプ10分ずつ四十住さん、プロスケーターから指導を受けた。初心者はスケボーの乗り方など基礎を学び、上手に滑れる子どもは坂の登りや下りなどセクションも体験。憧れの四十住さんとのふれあいに喜んでいた。
 終了後、四十住さんらトップスケーターが、上級・中級者向けに整備された多種多様なセクションでデモンストレーションを行い、世界最高峰の技やスピードを披露した。運動公園駐車場にはキッチンカーや物販ブース、露店も出店し、にぎわった。
 スケートパークは旧パターゴルフ場約2800平方メートルに建設。上級・中級者向けの多種多様なセクションを設け、左右の利き足どちらでもプレーできるように左右対称にしたセクションも複数ある。外周コース約200メートル、初心者用専用エリアも設けた。年間利用者4000人を目標に、将来的には1万人をめざす。四十住さんに続く将来のオリンピアン、メダリスト誕生に大きな期待がかかる。


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日高川町議選きょう(19日)投開票、町民の審判は?

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日高川町議選 最後の訴え、涙を飲む3人は? 〈2026年4月18日〉

 19日に投開票の日高川町議選(定数12)は、18日が選挙運動の最終日。定数3人超過の現職9人と新人6人による選挙戦で涙を飲む3人は誰か。新人の乱立と、有権者数が12年前より約1300人減少で最低当選ラインが250~300票と予想される中、現職と新人の4~5人が当落線上を争っているとみられる。トップ争いは現職と新人の数人が繰り広げそうだ。
 西川富雄候補は、大票田の和佐が地盤で、前回選挙でトップ当選した現職引退票に加え、堅実な訴えで着実に支持を積み上げ、安定した戦い。新人の森岡富二候補も前評判が高く、出身の寒川を中心に美山地区全域で支持を受け、序盤から優勢を保ち、ともにトップ争いまでありそうな勢い。
 現職では、山本芳徳候補は前回無投票当選だったが、初の選挙戦も若さと行動力を武器に安定した戦い。町長と同じ江川で地盤は強固で、上滑りがなければ前記の新人2人との上位争いに加わりそう。熊谷重美候補は前回703票で2位当選。地元山野の支持は厚く、強固な支持者も多く、前回同様に上位をうかがう。
 新人の薮井貴史候補は、大票田の土生地区を固めながら新しい視点の訴えで支持拡大で当選圏内確保か。同じく大票田の小熊の現職・伊奈禎胤候補は、前回664票で当選。同地区の新人出馬の影響もあるが、大票田の支援をバックにこちらも安全圏を確保しそう。
 選挙戦の注目の一つが共産党の2議席維持。原孝文候補は、前回657票で当選。議員歴40年以上のベテランで、中津で共産党以外からも支持を集める。一方、美山の山本喜平候補も前回631票。両者ともに共産支持票以外の支援を集められれば、今回も共産2議席を死守できるか。
 龍田安廣候補は、前回526票で当選。支持者離れもみられるが、中津で唯一の保守系議員として安全圏を確保か。現職の入口誠候補は、前回662票で上位当選したが、支持者が重なる美山の新人出馬の影響もあり逆風も、前回以上の行動力で票の確保を狙う。
 現職の堀江才二候補は、前回466票で当選したが、前回よりも苦戦で、終盤に向けて巻き返せるか。新人の長岡正博候補は、現職がいる小熊からの出馬で、町全域での掘り起こしで当選圏内に滑り込めるかどうか。現職の堀辰雄候補は、前回367票の下位当選。さらに地元土生や出身地美山から新人出馬で厳しく、前回票を維持できるかどうか。新人の尾上武繁候補と玉置渡候補は、知名度の低さと支持基盤が弱く序盤から苦戦を強いられている。


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日高川町議選後半戦に突入 美山、中津両地区で有権者数大幅に減少 〈2026年4月17日〉

支持拡大を図る候補者


 19日投開票が行われる日高川町議(定数12)は、17日から後半戦に突入。川辺地区が3地区の中で混戦の様相を呈する一方、美山、中津両地区では選挙人名簿登録者数が両地区あわせて前回の選挙が行われた12年前から約1000人も大幅に減少した中で、各陣営が地元を固めて他地域に支持拡大を狙う。県下町村では2町しかない共産党2人が議席を保ち続けており、2議席確保を確保するかどうかも1つの焦点になりそうだ。
 両地区の選挙人名簿登録者数は、合わせても川辺地区より半分以下の2399人。中津地区は1335人に対して候補者が2人、美山地区は3地区で最も少ない1064人を3人分け合う構図となっており、数字的には中津地区の共産、保守のベテラン2人が地元を固めて安全圏を狙う。両者とも長年の議員活動を通じて一定の支持基盤を築いているが、保守現職は一部で支持離れがあるという見方もある。中盤以降も支持層の引き締めを図りながら、選挙戦を進めている。
 一方、美山地区は共産党の現職1人に対し、新人2人が挑む構図となっている。組織票で強みを持つ初湯川の共産現職に対し、川原河の新人は、現職の引退票と地域での浸透を背景に支持を広げて上位に食い込む勢い。初湯川の新人は知名度不足もあって支持の広がりにやや欠け、現時点では出遅れ気味の戦いで当落線上に滑り込めるかどうか。
 両地区に共通するのは、有権者数の大幅な減少で、川辺地区と異なり、転入者なども少ない。これまでの個々の候補者の浸透力や日常的なつながりが結果に直結しやすく、1票の重みは大きい。地域内の細かな支持の積み重ねが勝敗を分けそう。票数的には地元以外からの票の積み重ねが必要で、他地区への働きかけや現職支持層への切り込みも視野に入れた戦いとなっており、終盤にかけて支持の動きが活発化しそう。
            
 期日前投票 15日は役場本庁267人、中津支所77人、美山支所62人で合計406人が投票した。


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日高川町議選 最大票田の川辺票はどこへ 〈2026年4月16日〉

支持を訴える候補者


 19日に投開票が行われる日高川町議選(定数12)は、きょう16日が早くも選挙戦の中日。3地区のうち最も激戦となりそうなのは川辺地区だ。同地区は選挙人名簿登録者数5032人(13日現在)で、全体の3分の2を占め、現職6人と新人4人の10人が熾烈な票の争奪戦を展開している。12年ぶりの選挙で顔ぶれが大きく変わり、現職の前回票も指標になりにくい。上位を狙う数人と苦戦する陣営で両極端な情勢。現職は実績や大票田などを地盤に支援を伸ばせるか、新人は勢いもあり、現職支持層の切り崩しを図る。
 現職6人はいずれも一定の地盤を持つが、議員の高齢化が進む中で世代交代を求める声もあり、まず長年の支持層を固めて新人の切り崩しを防ぎたい構えだ。一方の新人4人は、それぞれ異なる地域や支持基盤をもとに現職票の切り崩しで上積みを狙うが、新人同士が競合して票の奪い合いによる共倒れのリスクもあり、全体として票の行方は見極めづらい状況だ。
 現時点の情勢では、地盤が強固な丹生地区の現職と新人の2人が上位を伺う勢い。他地域からの切り崩しを防いで上滑りがなければ上位へ。小熊や土生などの大票田を抱える旧矢田地区の現職と新人、丹生、早蘇両地区の現職が2人の後を追う。新人が同じ地区から出馬した現職はじめ新人を含む4人は苦戦している様子で、懸命に追い上げを図っているとみられる。陣営では「新人が多く、票が読めない」「12年前と人口や町の状況が変わり厳しい」「若い人達に選挙に行ってもらいたい」との声が聞かれる。
 川辺地区は、町の人口規模から見ても議席争いの結末を左右する重要なエリアであり、組織票の動きに加え、浮動票や無党派層の取り込みが勝敗のカギを握るとみられる。短期決戦の中で、各候補者の浸透力が問われそうだ。


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