世耕弘成代議士が御坊事務所で会見、最先端産業誘致や紀州鉄道支援 〈2026年3月31日〉

「地元のために、しっかり仕事をする」と述べる世耕代議士


 世耕弘成代議士(63)=無所属・当選2回、新宮市=が28日、御坊市の後援会事務所で記者会見を行い、最先端産業や高級リゾート施設の誘致、高速道路の早期4車線化、紀州鉄道の存続支援、格差是正などを挙げながら「地元のために、しっかり仕事をしていく」と意欲を示した。
 2月執行の衆院総選挙和歌山2区で得票率82・2%の圧倒的な結果で2回目の当選を果たした世耕代議士は「今の選挙制度が始まって以降、全国の小選挙区で過去最高の得票率。大きな信任をいただき、地元のために、しっかり仕事をしていきたい」と話し、由良町と広川町を結ぶ交通の難所・水越峠の国道42号バイパス整備の新規事業化が決まったなどを報告。
 最優先公約とする質の高い雇用創出に向けては「ロケット関連産業など最先端企業の誘致、高級リゾート施設の誘致を進めたい」と述べた。企業誘致に関連して2度、現地視察した御坊市藤田町藤井の旭化成(株)和歌山工場跡地には「いくつかの企業に声をおかけしているが、アクセス道路が狭いのがネック。なんとか前へ進めたい」とした。
 廃線の危機にある紀州鉄道には「何らかの形で存続させてほしいというのが地元の皆さんの願い。いくつかの企業を紹介しており、他の経営形態で存続できるよう引き続きバックアップしたい」と述べた。高速道路印南南紀田辺間4車線化工事の早期完成、格差是正、食料安保政策などにも取り組んでいるとし、自民党への復党には「党本部、県連の手続きを待ちたい」と述べた。


 その他の主なニュース

日高川町・美山中学校でメタセコイアが幻想的にライトアップ

桜舞道成寺、鐘に宿る情念の舞を披露

泉口、西川が開幕から大暴れ ともに猛打賞に泉口は今季1号

日高川町・美山中学校で閉校式、地元愛に溢れた22年に幕

御坊市 持続可能な市政運営へ新財政計画 〈2026年3月28日〉


 御坊市は、持続可能で安定した市政運営を行っていくため、新たな中期財政計画を策定した。これまでは3カ年計画だったが、昨年8月に策定した第5次総合計画の後期事業計画(令和8~12年度)に対応した5カ年計画に改訂し、令和12年度末の目標として「財政調整基金残高20億円確保」と「市債残高155億円以下を堅持」を掲げた。
 過去の計画では、令和2年度末の財政調整基金残高は14億7400万円まで減少し、最悪の場合、5年度末に基金が枯渇し、単年度赤字に転落するとの試算が出されていたが、コロナ禍での普通交付税増、好調なふるさと納税等で収支が好転。3~4年度にはそれぞれ10億円を超える黒字を出し、5年度も7億円、6年度も13億円の黒字が続いたことで、7年度末基金残高は過去最高の41億円まで積み増しできた。
 4年度に策定した3カ年の中期財政計画では「基金残高20億円堅持」を目標に置き、基金に頼らない財政運営を推進。6年度ローリング結果でも9年度末で20億円を確保できる見通しを付けたが、長期化する物価高騰、人件費や労務単価、金利上昇など社会経済情勢の影響、国の財政見通しなどを踏まえ、第5次総合計画後期事業計画にあわせ新たな5カ年計画を策定した。
 第一目標の「財政調整基金残高20億円確保」については、すべての後期事業計画を実施したと仮定した上で、8年度からは基金への積立ができなくなり、毎年度基金から2億円~6億円程度の取り崩しが恒常化するため、9年度から12年度まで4カ年トータルで約18億円減少すると予想。それでも12年度末残高は23億3200万円あり、目標をクリアできる見通し。
 ただ、年々増加を続ける社会保障関連経費や人件費等の義務的経費、465億円かかる公共施設更新費などを考えれば「財政運営上、決して楽観視できない状況」とし、13年度以降も基金20億円堅持を維持するため、事務事業のスクラップ徹底、人件費の最適化、投資的経費の選択と集中による平準化、歳入確保など財政健全化に努める。
 第二目標の「市債残高155億円以下を堅持」については、新庁舎建設事業の市債額が58億円あり、7年度末市債残高は154億円まで増加し、直近20年間では最高額となる見込み。学校適正配置や市営住宅など公共施設の老朽化対策を行う上で今後も市債活用は必須だが、市債残高が増加すれば財政を圧迫する要因になるため、県内9市中、7市平均の155億円以下に抑える目標を設定。
 試算では7年度末154億円をピークに一旦は減少傾向で推移し、後期事業計画最終年度の12年度末に増加に転じるが、約153億円に収まる見通し。13年度以降は、学校や市営住宅など公共施設の老朽化対策が本格化すると予想されるため、今後も市債の発行額を元金償還額の範囲内に抑制するよう努める方針。


 その他の主なニュース

御坊市の瀨戸家で大正天皇即位記念の雛人形を4月5日に一般公開

日高川町職員がプロ野球開幕日に中島、西川両選手のユニホーム姿で来庁者対応

お寺前あんちん(日高川町)が世界的事業の結果まとめる

27日、中津中学校(日高川町)が21年の歴史と誇り胸に閉校

中紀バスグループが経営統合しGMCBホールディングスに移行 〈2026年3月27日〉

三浦市長から感謝状を受けた
高垣社長、同席の明樂、石田両氏(写真左から)


 貸切バス事業や旅行事業等を展開する中紀バスグループが経営統合され、31日付で100%持株会社の(株)GMCBホールディングスに移行する。代表取締役CEOに就任する高垣太郎氏は「『中紀』の精神を礎に、より広いフィールドへ事業を展開していく決意」と意欲を示した。
 中紀バスグループは中紀バス(株)=由良町=、(株)中紀バスINT’L=和歌山市=、中紀河南タクシー(株)=御坊市=、(株)中紀バス観光社=御坊市=、(株)中紀サービス=由良町=。経営体制を強化し、将来に向けた持続的成長を目的に経営統合し、31日付で100%持株会社の(株)GMCBホールディングス=大阪市=を設置し、ホールディングス体制に移行する。
 新たなグループ名称「GMCB」は、Grand・Marine・Chuki・Bus(グラン・マリン・中紀・バス)の頭文字を採った。移行に伴い、(株)中紀バスINT’Lは(株)GMCB、中紀河南タクシー(株)は(株)GMCトランスポートに社名を変更し、(株)GMCBをメインに各種事業展開していく。
 高垣氏は「地元で育てていただいた中紀バスグループが、時代の流れとともに形を変え、インバウンドで世界の方々を日本にお連れさせていただいている。これまで培ってきた『中紀』の精神を礎に、より広いフィールドで事業を展開していく。グループ一体となり、より一層のサービス向上と事業発展に努めていきたい」と話した。

企業版ふる納で300万円寄附
中紀バスINT’Lに市長感謝状
 三浦源吾御坊市長は25日、市役所で令和7年度企業版ふるさと納税で300万円の寄附を受けた(株)中紀バスINT’L=高垣太郎代表取締役社長=に市長感謝状を贈った。寄附金はスケートパーク整備事業に活用する。
 贈呈式には高垣社長、市から三浦市長、山崎真也企画政策部長らが出席。同社の寄付は(株)紀陽銀行の紹介で行われ、明樂泰彦・紀陽銀行専務執行役員営業本部長兼和歌山事業部長、石田将義御坊支店長も出席。
 高垣社長は、経営統合を報告し「地元で育てていただいた中紀バスグループとして御坊市のために少しでもお役に立ちたいと思い、寄附させていただいた。来年度以降も続けられれば」と話し、三浦市長は「高垣社長には市観光協会の先頭に立って頑張っていただいており、本当にありがたい。有効に活用させていただきます」と礼を述べた。


 その他の主なニュース

県が南海トラフ地震の新たな津波浸水想定、地震変動予測を発表

25日、早蘇中学校(日高川町)閉校式、79年の歴史に幕

プロ野球27日開幕 泉口(巨人)、中島(楽天)、西川(ロッテ)が開幕1軍

日高・由良・日高川町人事異動 3町で参事と課長に6人昇格

県教職員異動発表、管内小・中学校新校長は8人 〈2026年3月26日〉

 県教育委員会は24日、令和7年度末教職員定期異動を発表した。異動規模は退職者を含め小・中学校1462人、県立学校594人、県教委事務局177人の合わせて2233人。日高地方の小・中学校では校長8人が退職し、8人の新校長が誕生。教頭も8人が採用・昇進した。異動は4月1日付、退職は3月31日付。

校長の部
【採用】塩屋小(野口小教頭)佐原純子▼志賀小(由良小同)平林あゆみ▼切目小(稲原小同)脇村朋美▼印南小(印南小同)大樫かおり▼清流小(清流小同)萩平孝清▼高城小(高城小同)浜本智恵美▼岩代小(南部小同)井口美幸▼中津小(中津小同)酒井優。
【転任】名田小(志賀小)玉置浩史▼内原小(中津中)柚木勝志▼御坊中(塩屋小)間野祐樹▼名田中(名田小)高台浩▼切目中(切目小)坂口貴保▼稲原中(美山中)山本広美▼印南中(印南小)岡本健司▼南部中(丹生中)松本典之▼央和中(早蘇中)三原章宏。
【退職】内原小・芝崎敏彰▼清流小・浜上美保▼高城小・友渕博文▼岩代小・寺井克幸▼御坊中・小谷剛史▼切目中・木下忠行▼稲原中・塩路秀喜▼南部中・大樫浩史。

教頭の部
【採用・昇任】由良小(由良小教諭)津村和紀▼稲原小(印南小主幹教諭)井戸俊輔▼印南小(稲原小教諭)片岡隆昭▼清流小(清流中同)杉谷素子▼高城小(御坊中同)塩田雅子▼南部小(みなべ町教委指導主事)生駒明広▼川辺西小(大成中教諭)小竹知里▼稲原中(日高振興局主査)稲葉達也。
【転任】塩屋小(川辺西小)政井浩二▼野口小(河南中)玉置恵司▼内原小(稲原中)土井貴史▼中津小(中津中)吉村千恵▼河南中(美山中)瀬戸まき▼央和中(丹生中)淺井淳平▼龍神中(早蘇中)谷本次生。
【退職】内原小・中野美和子。


 その他の主なニュース

新御坊警察署長に福田智哉警視(新宮市出身)が着任

丹生中学校(日高川町)閉校式、79年の歴史に幕

南山スポーツ公園野球場のスコアボードを電光掲示板に刷新

 来年2月に御坊商工会議所創立70周年、8年度に各種記念事業計画

塩路さん番傘川柳本社誌で年間最高位の番傘賞 〈2026年3月25日〉

機関誌と表彰状を手に喜びの塩路さん


 日高番傘川柳会会員の塩路とみ子さん(92)=御坊市島=が、番傘川柳本社の川柳誌「番傘」で、誌友の部の最高賞にあたる「番傘賞」を受賞した。年間を通じて最も優れた作品を詠んだ1人に贈られるもので、受賞は極めてめずらしい快挙。塩路さんは「思いもよらず胸がいっぱい」と率直に喜んだ。
 番傘賞は、誌友の部で1年間に発表された作品の中から、特に優れた句を詠んだ1人だけに贈られる最高位の賞。年間投稿の中から選ばれた10作品が対象となり、今回で第11回。塩路さんは初の受賞となった。
 塩路さんは1984年に川柳を始め、御坊ひがさ川柳会に入会。1993年に日高番傘川柳会に移り、長年にわたり研さんを重ねてきた。同川柳誌では、これまで月間の投稿で最も良い句を詠んだ1人に贈られる巻頭作家に、2度選ばれるなど着実に実績を積み上げている。
 塩路さんは老いや人生の機微を見つめた句を詠み、飾らない言葉の中に深い余韻を残す作風で、選者からは「老いてなお自らを未完成と言い、『老いには老いの花がある』と詠む姿勢が印象的。きっといい事があると信じて生きる前向きさが全体に通っている」、さらに「孤独や衰えを受け入れながらも希望を手放さず、人間らしい生への思いが温かくにじんでいる」と評価された。
 現在は、体調と向き合いながらも、ほぼ毎日句を詠み続けており、「しんどく、やめたいと思った時も度々あるが、川柳を詠むことで気持ちが整う。長く続けてきてよかった」と笑顔。「これからもせかずあわてず、自分のペースで川柳と仲良く暮らしていきたい」と穏やかに話した。
 受賞対象の10句は次の通り。
「九十歳熱い思いはまだ消えぬ」「今が旬寂しい過去は引き摺らぬ」「輪の中にいても淋しいあかんたれ」「きっとあるいい事あると生きている」「棘が取れ素直にすがる他人の手」「認知の友に優しくできた日には丸」「まだ死なぬどれもこれもが未完成」「咲かそうよ老いには老いの花がある」「残り火をゆらすあなたが憎らしい」「ああ神様ポックリ死などいやですよ」。


 その他の主なニュース

日高川町議選立候補者説明会に現職9人、新人6人の15陣営

美浜町職員人事異動(4月1日付)新規採用5人含む総勢31人

御坊市「日高港湾」に地元外釣人激増、危険行為多発で釣り禁止も?

全日本青少年フルコン空手大会で田中雅煌選手(御坊小)が5年男子中量級3位

県職人事異動 日高振興局長に津井田企画局長 〈2026年3月24日〉

津井田一陽氏


 県は23日、総勢1302人の職員人事異動を発表(4月1日付)。
 管内関係では部長級で日高振興局長を2年間務めた小路哲生氏(60)=和歌山市=が退職し、後任に津井田一陽・企画政策局企画課長(55)=印南町出身、和歌山市在住=が課長級から次長級に昇格、就任。
 津井田氏は平成5年に県庁に入り、広報課副課長や政策審議課副課長、秘書課長など務めた。
 振興局の部長は、退職する次長級の井上浩幸・参事兼建設部長(60)の後任に、岩本吉継・河川下水道局砂防課長(59)が就き、課長級から次長級に昇格する。
 課長級で松本耕次・健康福祉部長(55)が福祉保健政策局医務課企画員(県立医大事務局医事課長)となり、後任に和久田武士・企画政策局企画課副課長(52)が就く。


 その他の主なニュース

「キュウソネコカミ」主催の音楽フェスで御坊市がシティプロモーション活動

21日、御坊市民文化会館で日高高校・附属中学校合唱部の定期演奏会

安宅川崇山さん傘寿記念第8回崇光社書展、至高の作品めざし46人が出展

御坊市内少年野球協会主催の協会杯で「御坊」が優勝、ちびっ子甲子園へ

御坊市工事入札 4月から土木の指名選定基準変更 〈2026年3月22日〉

土木B、Cランクの受注機会拡大へ
(完成済みの市道小松原富安線歩道設置工事=写真=は
Aランクだったが、新基準ではBランクに該当)


 御坊市は、市が発注する土木工事の指名選定基準を見直し、4月発注分から新基準での運用を始める。地方自治法改正で昨年4月から随意契約の枠が引き上げられたのに加え、物価や人件費等の高騰を踏まえ、県や他市の事例も参考にA~Cランクの基準を変更し、B、Cランクの業者が、より金額の大きい工事を受注できる機会を拡げる。
 指名選定基準は土木や建築、管、電気など種類別にランク分けしている。このうち、土木工事の現行基準はAランク(7年度15社)が1000万円以上、Bランク(同9社)が300万円以上~1000万円未満、Cランク(同13社)が300万円未満に設定されている。最近の入札実績を見るとB、Cランクへの発注件数は少ないのが現状。
 地方自治法改正で昨年4月から、入札しなくてもいい随意契約の枠が130万円未満から200万円未満に引き上げられた。Cランクの基準が現行の300万円未満のままでは、随意契約枠200万円未満との差が狭まり、発注件数が減る恐れもあることから基準の見直しを検討していた。
 県や他市町の事例を参考にし、物価や人件費などの高騰も踏まえ、まずCランクの基準を300万円未満から「500万円未満」に引き上げた。これにあわせてBランクの基準は300万円以上~1000万円未満から「500万円以上~1500万円未満」に、Aランクは1000万円以上から「1500万円以上」にそれぞれ変更した。
 基準の見直しは市議会でも要望があった。今回の見直しでB、Cランクの業者は現行よりも発注金額の大きい工事入札に参加し、受注できる機会が増えるメリットがあり、令和5年度から7年度まで3カ年の入札実績を見ると、年間で数件の工事が新基準に該当することになる。Aランクの業者については市都市建設課は「大きな影響は出ないだろう」としている。
 土木以外の基準は変更せず、現行通り。建築工事はCランクの基準が500万円未満となっている。管工事と電気工事はA、Bランクだけで、Cランクはなく、Bランクの基準は管工事が1000万円未満、電気工事が700万円未満となっている。


 その他の主なニュース

全国中学校ゴルフ春季大会で山田眞生さん(御坊中)が4位入賞

由良町旧中央保育所跡地に完成した「町中央公園」20日に竣工式

全日本私立高校選抜Sテニス大会で明徳の林寿李稀君が個人と団体3位入賞

日高町長選、町議補選立候補予定者説明会に町長選は松本氏陣営、町議補選も楠原氏陣営のみ